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» 2009年05月26日 20時39分 UPDATE

テレビ向け“Yahoo!動画”、「AQUOS」新製品でスタート

ヤフーは、テレビ向けの動画配信サービス「Yahoo! JAPAN for AQUOS 動画チャンネル」を正式に発表した。

[ITmedia]

 ヤフーは5月26日、テレビ向けの動画配信サービス「Yahoo! JAPAN for AQUOS 動画チャンネル」を正式発表した。動画チャンネルは、シャープが6月10日に発売する“AQUOS”新製品の「DS6ライン」に採用された新サービス(→新映像エンジン搭載、ネットも得意な新「AQUOS Dシリーズ」)。ユーザーは、ブロードバンド環境さえあれば無料で楽しめる。

photophoto 「Yahoo! JAPAN for AQUOS」のトップ画面(左)と動画の全画面表示(右)。動画再生時には、全画面表示もしくは画面の横にメニューや詳細情報を並べるスタイルを選択できる

 動画チャンネルでは、PC向けに提供している「オフィシャルチャンネル Powerd by Yahoo!動画」のコンテンツを中心に、映画、アニメ、お笑いなど12カテゴリー/3000本以上の動画が用意される。このうちフルハイビジョンコンテンツは当初3割程度となるが、ヤフーでは積極的にHD化を進めていく方針だ。

photophoto 12のカテゴリーと再生リストの一覧(左)。視聴できるコンテンツの例(右)

 ゆったりとした状態で受動的に映像を見る“テレビならでは”の視聴スタイルを生かすため、ユーザーインタフェースは極力シンプルな作りにした。例えば「Yahoo! JAPAN for AQUOS」のトップページを開くと、何もしなくても画面右側のウィンドウで“おすすめ動画”が自動再生される。また「再生リスト」を使うと自動的に動画を連続再生。カテゴリー別の再生リストにくわえ、「新着」や再生回数の多い「人気」といったカテゴリーをまたぐ再生リストも用意した。

photophoto 動画を全画面再生している途中に別のコンテンツが見たくなったら、カラーボタンと方向キーでリストを呼び出す。再生中の動画を止めることなく、次の動画を選べるのがメリットだ。シンプルなUIにAQUOS独自の「Exシステム」による“先読み通信処理”やハードウェアによる動画デコードもあわせ、レスポンスはなかなか

 視聴中に関連情報をシームレスに表示するという“ネットならでは”の操作性も実現している。例えば、映画の予告編を見ながらカラーボタンで詳細情報を表示すると、映画の基本的な情報や上映館のリストなどを参照できる。さらに、あらかじめ最寄りの映画館を登録しておくと、上映スケジュールまで分かるという。こうしたカスタマイズ機能は、サービス開始後に実装される予定だ。

 番組情報欄にQRコードを表示することも可能。例えば吉本興業の「よしもと見ホーダイ」では、テレビでサンプル動画を視聴し、気に入った場合はQRコードで携帯電話向けのコンテンツ販売ページにアクセスできる。

photophoto カスタマイズ機能で最寄りの映画館を登録しておくと、上映スケジュールが表示される(左)。番組情報欄にQRコードを表示した例(右)

 ヤフーR&D統括本部フロントエンド開発本部の菅泉尚史氏は、今後もテレビ向けのサービスを積極的に展開する方針を明らかにした。「PC向けのサービスは130もある。これをテレビデバイスに合った見せ方やユーザーインタフェースを検討し、カスタマイズしながら提供していく」。また、テレビメーカー各社の新製品に採用された「テレビ版Yahoo!JAPAN」のように、DTV向けブラウザを使った動画配信についても「なるべく早く見せられるようにしたい」と話していた。

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