パナソニックは6月2日、薄型テレビ“VIERA”の新製品として、内蔵HDDによる録画機能を備えた「ビエラ Rシリーズ」を7月1日より順次販売開始すると発表した。
製品名 | 画面サイズ | プラズマ/液晶 | HDD容量 | 実売想定価格 | パネル解像度 |
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TH-P50R1 | 50V型 | プラズマ | 500Gバイト | 39万円前後 | 1920×1080ピクセル |
TH-P46R1 | 46V型 | プラズマ | 500Gバイト | 33万円前後 | 1920×1080ピクセル |
TH-P42R1 | 42V型 | プラズマ | 500Gバイト | 28万円前後 | 1920×1080ピクセル |
TH-L37R1 | 37V型 | 液晶 | 250Gバイト | 23万円前後 | 1920×1080ピクセル |
TH-L32R1 | 32V型 | 液晶 | 250Gバイト | 17万円前後 | 1366×768ピクセル |
TH-L20R1 | 20V型 | 液晶 | 250Gバイト | 13万円前後 | 1366×768ピクセル |
TH-L17R1 | 17V型 | 液晶 | 250Gバイト | 12万円前後 | 1366×768ピクセル |
新製品はいずれも500Gバイトないし250GバイトのHDDを内蔵し、地上デジタル放送ならば約12Mbpsで録画する「長時間」モードで約91時間(500Gバイト)/約44時間(250Gバイト)の録画が可能だ。
録画モードについてはこの「長時間」のほか、TS録画する「標準」も用意されており、高ビットレートのBSデジタル放送も美しく録画できる。地上アナログ放送/外部入力からの録画には対応しないが、各モデルともに3波対応デジタルチューナーを2機備えており、裏番組録画も行える。
デジタル放送などとワンセグ放送の同時録画機能も備えており、ワンセグ放送で録画した番組をSDメモリーカードへダビングし、携帯電話などで楽しむことも可能だ。事前に転送用コンテンツを録画する仕組みのため転送も高速で、1時間の番組ならば約40秒でダビングできる。
録画予約についてはEPGを利用したラテ欄から録画が行えるほか、Gガイドの提供する「注目番組」に対応しており、従来までの向こう8日間の番組情報に加えて最大1カ月先までの番組を「ジャンル」や「人名」「キーワード」で検索できる。学習機能も搭載しており、視聴履歴を元に、おすすめ番組を1日あたり最大20タイトル表示してくれる。
録画機能内蔵の利点をいかし、リモコンに用意されている「録画」ボタンを押すだけで録画が開始されるほか、中座する際に放送中の番組を即座に録画開始し、戻った際にその時点から追っかけ再生を始めることで、あたかも放送にポーズをかけるような使い勝手を実現する「番組キープ」ボタンが用意された。番組キープ利用のため、HDDへ一時的に録画されたファイルは終了時に自動的に消去される。
録画した番組については、画面上の「すべて」「未視聴」「お好み」「ドラマ」「映画」「スポーツ」「アニメ」「音楽」のジャンル分けから確認でき、画面左上には選択項目のプレビューも表示される。内蔵HDDに録画した内容については、レコーダーへ転送してBlu-ray Discなどへ保存する機能も搭載されている(対応レコーダーは現在未発売)。
そのほか、標準スピードの約1.3倍で再生する「早見早聞き再生」や、SDメモリーカードに保存された画像/動画の再生機能、センサーカメラ/ドアホン/ファックスとの連係機能なども備えている。
プラズマテレビの「TH-P50R1/46R1/42R1」は“Neo PDP”を採用しており、コントラスト4万:1や動画解像度1080を実現。色域についても、x.v.Colorに対応し、デジタルハイビジョン放送の色域を100%カバーしている。パネル解像度はもちろん1920×1080ピクセルのフルハイビジョンだ。
液晶テレビ「TH-L37R1/32R1」は倍速駆動液晶「Wスピード」により、動画解像度900本/720本を実現。画面の特徴によってバックライトを制御する「インテリジェントバックライトコントローラー」や、画素単位でガンマなどを調整することで鮮明感を高める「ダイナミックトラストエンハンサー」も備えている。
全モデルとも、デジタル放送のMPEGノイズなどを低減する「HDオプティマイザー」の搭載により鮮明な映像を楽しめるほか、1080/24p対応のHDMIを3系統搭載。5.1ch放送を搭載するステレオスピーカーのみで疑似的ながらもサラウンド再生する「アドバンストサラウンドシステム」などを備える。
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