ITmedia NEWS >

意外とテクニックが求められるハイテクコマ「LuminoDisc」橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第19回(2/2 ページ)

» 2009年07月07日 06時04分 公開
[橘十徳,ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

回転させるとテキストやアニメを残像表示

 本体裏側には小さなリセットスイッチがあり、ペン先などで押すと回転数などの記録情報がリセットされる。実はこれ以外にはスイッチはない。3種類のゲームが用意されているのだが、切り替えスイッチがなく、回転具合などによって自動的にモードが変わるようになっている。メインスイッチもないので、予備知識がない人が手にしたら、なにをどうすればいいのか分からないかもしれない。

photophoto 本体の小窓からはLEDランプが並んでいるのが見える(左)。ハンドルを引き出した状態(右)

 ちなみにLEDはランプが一直線に搭載されているだけ。止まっている状態では文字を読み取ることはできず、回すことで初めて文字の形になるバーサライター(残像表示器)だ。回さないとスイッチも入らないし、LEDも表示されない。とにかく回してみないことには反応がないグッズなのである。なお、回し始めると最初に「N」「S」「W」「E」と盤上に方位が表示される。ゲームには関係ないのだが、なかなか楽しい演出だ。

3種類のゲームを収録

 用意されているゲームの1つめは、回転数を見極めてちょうど100回転で本体をキャッチして止めるゲーム。うまく100回転ちょうどでキャッチすればLEDが点滅して、次に回したときに、方位表示のあと「JUS100」と表示される。

photophoto 回すと最初に方位が表示される(左)。しばらくすると回転数表示になり、リアルタイムにカウントされる(右)

 2つめのゲームは「10秒トライアル」というもので、10秒以内に150回転以上回すと成功で、150回転未満だと失敗になる。成功するとテキストとアニメーションが光表示される。表示されるテキストは、1回成功の場合は「STRIKE」、連続で2回成功の場合は「DOUBLE」、3回連続で成功した場合は「TURKY」、4回連続で成功した場合は「EXCELLENT」、5回連続で成功した場合は「PERFECT」となる。失敗するとまた1回目からやり直しとなる。

 3つめのゲームは最大回転数に挑戦するというもので、1回で300回転、400回転、500回転まで達すると、回転数に合ったアニメーションを光表示する。

単純なだけにハマるが難易度はけっこう高い

 実際に挑戦してみると、これはなかなか難しい。もっとも簡単そうな「10秒トライアル」でさえも、最初はなかなか150回転に達することができなかったが、しばらくがんばってみると達成できるようになった。ワタクシが不器用なだけなのかもしれないが、少し腰を据えて取り組まないとダメなようだ。ただ、単純な遊びだけにこれはけっこうハマる。手軽にどこでもできるので、ちょっとした合間に遊ぶにはもってこいだ。

 「10秒トライアル」で6回以上連続で150回転を超えた場合のテキスト表示や、300回転以上回した場合のアニメーション表示については、説明書で公開されていない。どのような演出となるのか、ぜひ自分の目で確かめていただきたい。

関連キーワード

バンダイ | LED | テクニック | 地球 | おもちゃ


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.