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» 2009年07月21日 16時56分 UPDATE

操作ステップを最小限に、三菱が新“REALブルーレイ”「DVR-BZ130」発表

三菱電機がBDレコーダーの新製品「DVR-BZ130」を8月に発売する。操作ステップを減らし、誰にでも使いやすい録画機を目指した。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 三菱電機は7月21日、Blu-ray Discレコーダーの新製品として「DVR-BZ130」を発表した。ユーザー層の広がりに対応し、使用頻度の高い「予約録画」と「再生」の操作を簡単に行える新リモコンを採用している。8月1日に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では12万円前後になる見込みだ。

photophoto 三菱電機の「DVR-BZ130」。高さ58ミリの薄型設計(左)。BDドライブ(右)DVD-RAMは再生のみサポートする

 320GバイトのHDDを内蔵した薄型のBDレコーダー。地上デジタル、BSデジタル、CS110度デジタルの3波対応チューナーを2基搭載し、デジタル放送の2番組同時録画が行える。MPEG-4 AVCエンコーダーも備え、フルハイビジョン解像度のまま最大5.5倍録画(AEモード、約4.2Mbps)に対応。DVDにハイビジョン解像度のまま保存するAVCRECもサポートするなど、基本機能の多くを従来機「DVR-BZ110」から継承した。

 最も大きな変更はリモコン。新しいリモコンでは、編集やダビングに関係するボタンをフラップの下に配置し、表面には録画と再生に関わる基本的なボタンのみを残した。中でも赤い「予約する(番組表)」と青い「見る」ボタンを大きくし、操作ステップも大幅に簡略化している。例えば録画予約では、「予約する」ボタンで番組表を起動した後、録画したい番組を選択して1度だけ「決定」ボタンを押せばいい。番組表の中に赤い「予」マークが表示されて完了となる。

 「従来機種では途中で番組の詳細情報や録画設定画面が表示され、予約操作の完了までに4つのステップが必要だった。しかし、今回は半分の2ステップでいい」(三菱電機リビング・デジタルメディア事業本部の田代正登家電事業部長)。同様に、再生時は「見る」ボタンを押すだけで録画リストを一発表示。上下ボタンで見たい番組を選択し、決定すれば再生がスタートする。

photophoto 表面のボタンを大幅に減らしたリモコン(左)。三菱電機リビング・デジタルメディア事業本部の田代正登家電事業部長(右)。大きなリモコンは、向かって左が従来機、右が新製品
photophotophoto リモコンの上下フラップを開いたところ。オートカットi再生中に「ダビング」ボタンを押すだけで番組だけ/CMだけのダビングが可能だ(メニューから操作することもできる)

 田代氏は、BDレコーダーが一般層へ普及を始めた時期だからこそ“使いやすさ”が重要になると指摘する。同社のユーザー調査によると、録画予約の際に「番組表」ボタンを使うことを想起できるユーザーは少数派で、また録画番組の再生時に「HDD」への切り替えを迷わずに行える人も30%にとどまるという。「HDDという言葉すら分からない人も多い中、直感的に操作できるリモコンにする必要があった」(同氏)。

photophoto ユーザーアンケートの結果

番組ごとリジューム、シーン検索を新搭載

 新機能としては、まず番組ごとの「リジューム再生」が挙げられる。番組再生中に停止すると、次に再生したときに続きから再生可能になった。また、自動チャプター機能を応用した「シーン検索」機能も新しい。こちらは、番組再生中に青ボタンを押すと、画面の下部にフィルムロールスタイル(7画面まで)のシーン一覧が表示され、見たい場面に一発ジャンプできるというもの。CMなどはひとかたまりのシーンにするインテリジェントなオートチャプターで、とくにバラエティー番組などに便利だという。なお、シーン検索を利用するには、セットアップ画面で自動チャプターマークの項目を「おすすめ自動」に設定する必要がある。

photophoto 「シーン検索」(左)と録画番組一覧画面(右)。オートカットiがオン(デフォルト設定)になっていると、録画番組一覧でもオートカットiを適用した番組の一覧が一発表示される。全録画番組をみたいときは、左のタブに移動すればいい

 「オートカットi」や「おすすめ自動録画」といった特徴的な機能は従来機から継承した。オートカットiは、予約録画の番組部分あるいはCM部分だけを自動再生するというもので、従来機より精度が向上したという。デジタル放送とアナログ放送の両方に有効で、2番組同時録画の際は両方に適用されるのも特徴だ。さらにオートカットiで切り出した番組部分だけ、CM部分だけをBDやDVDに保存することもできる。

 一方のおすすめ自動録画は、過去の録画・再生履歴などからユーザーの好みを解析し、それにあった番組を自動的に録画する機能。未然に予約忘れを防止する「安心型」と、新しいおすすめ番組を探し出す「発掘型」の2種類が用意されており、両方を組み合わせて使用することも可能になっている。このほか、スポーツ番組や音楽番組の見どころだけを自動再生する「見どころ再生」も従来機から継承した。

photophoto 前面にUSB端子とSDカードスロットを装備(左)。背面端子はかなりシンプル(右)

 外形寸法は、430(幅)×314(奥行き)×58(高さ)ミリ。重量は約4.4キログラム。出力は1系統のHDMIのほか、D4、コンポジット、光デジタル音声出力などを備えた。HDMI端子はVer.1.3a対応で、24p出力やDeepColor出力をサポート。もちろんHDMI CECを利用した「REALINK」対応だ。一方の入力はコンポジット1系統のみ。このほか、AVCHDの動画再生も可能なSDカードスロット、USB端子などを備えている。

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