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ソニー、S-Master搭載の5.1チャンネルホームシアター「HT-SF360」

» 2009年08月26日 16時42分 公開
[ITmedia]

 ソニーは8月26日、ホームシアターシステムの新製品「HT-SF360」を発表した。同時発表のBlu-ray Discプレーヤー「BDP-S360」とデザインを合わせたスリムな5.1チャンネルスピーカーシステム。9月19日にオープンプライスで発売する予定で、店頭では10万円前後になる見込みだ。

photo 「HT-SF360」。センターおよびサラウンドのスピーカーは高さ調節も可能だ

 独自のDSP(デジタル・シグナルプロセッサー)アルゴリズムとフルデジタルアンプ「S-Master」を搭載。BDのサウンドを高品位に再生するという。アンプ部は総合出力980ワット。各チャンネルに独自のフルデジタルアンプ「S-Master」を搭載し、音源の入力部からスピーカー部出力直前までの全工程をデジタル処理することで、音のゆがみや変換時に生じるノイズを最小限に抑える。

photo センターユニットは、同時発表のBDプレーヤー「BDP-S360」(右)とデザインマッチングを図った

 音場設定は、付属の測定用マイクをリスニングポジションに設置するだけで部屋の音響特性を自動で測定・補正する「D.C.A.C.」(Digital Cinema Auto Calibration)で素早く行える。また、HDMI CECを利用した「ブラビアリンク」をサポートしているため、対応するBRAVIAとの組み合わせでは、リモコンの「シアターボタン」を押すだけで、テレビのスピーカーからシアターシステムへの切り替えや音量調節、一斉電源オフといった連係動作が可能だ。デジタル放送の視聴時などにEPGの番組情報をもとにサウンドモードを自動変更する「オートジャンルセレクター」にも対応している。

 HDMI入力は3系統。1080pやx.v.Colorに対応している。そのほかの入力端子は、同軸デジタル×1、光デジタル×1、アナログ×3など。「ウォークマン」とデジタル接続するためのデジタルメディアポート端子も備えている。

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