キヤノンは9月1日、中望遠マクロレンズ「EF100 F2.8L マクロ IS USM」を10月上旬より販売開始すると発表した。価格は12万円。
カメラの「角度ブレ」を検出する角速度センサーと加速度センサーの2つを備える「ハイブリッドIS」を同社で初めて搭載した。これによって角度ブレのほか、マクロ撮影時にカメラが水平移動した際に発生する「シフトブレ」の補正も可能となった。補正効果は通常撮影時でシャッタースピード換算で約4段分、マクロ撮影時で約2段分となっている。
レンズ構成はUDレンズ1枚を含む12群15枚構成で、絞り羽根枚数は9枚(円形絞り)。インナーフォーカス方式やリングUSM、高速CPUなどの採用によって高速なAFを実現しているほか、ピント合わせ領域を限定する「距離リミッター」を利用することでマクロ撮影時に、より高速なAFも行える。
マウント部/スイッチパネル/フォーカスリングに防じん防滴加工が施されており、フィルター径は67ミリ。サイズは777(最大径)×123(全長)/625グラム。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR