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第121回 食欲の秋と美味しさの関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/4 ページ)

» 2009年10月22日 09時04分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 こういう凝った料理が出てくると、撮る方ももうちょっと凝ってあげようかと思う。

縦長にして両側をばさっと切ってみた

 マニュアル露出で撮ると、黒い器の料理が出てきても露出補正をする必要がない。

黒いお盆に黒いおわんで登場。オートで撮ると露出オーバーになりそうな色の組み合わせ

 デジカメのいいところは、適当な露出を撮って液晶モニタを見てヒストグラムを見て、露出を変えて撮ってみて、またモニタでチェックして、失敗したヤツはあとで消しちゃえばOKみたいな使い方ができること。そういう意味では積極的にマニュアル露出を使っていいと思う。明るさが変わらない環境ではとっても重宝するのだ。

 他の料理は割愛して、最後はごはん。

秋らしくまつたけの炊き込みご飯……である。思わずお釜のまま撮影

 思わず撮ってしまったが、照明の加減で左上の方が暗い。そんなときはちょっと左上をカットした構図にしちゃってOK。お釜が全部見えてなくてもいいんだし。

ちょっと右下に寄ってみた
よそってくださるというのでお言葉に甘えて、撮りながら待つ
で、おいしくいただいて終了

 つまるところ、ズームレンズはなくても適当な単焦点レンズが1本あれば結構暗くても撮れちゃうのである。

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