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お部屋の中でミニチュアゴルフ 「どこでもファミリーゴルフ」橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第29回(1/2 ページ)

» 2009年12月08日 13時56分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 子どものころ、マンガ雑誌の裏表紙に、小さなゴルファーのフィギュアを使って部屋の中でゴルフを楽しめるオモチャの広告がよく載っていた。「プロゴルファー猿」とか、「あした天気になあれ」などのゴルフマンガが好きだったワタクシは、そのオモチャがとてもほしかったのだが、子どもにはちょっと高い値段だったので、結局手に入れることはできなかった。

 ところが最近、これに似た商品が新発売されることを知って驚いた。メガハウスの「めざせ!かっ飛び王子 どこでもファミリーゴルフ」という商品である。写真を見ると、どこかで見たようなサンバイザーをかけた小さなフィギュアが、ゴルフクラブを持ってピンを狙っているではないか。これは買うしかない、とすぐに思った。幼いころほしかったものが、ようやく手に入るのだ。

photophoto 「どこでもファミリーゴルフ」。ゴルファー人形は、ゴルフ界で話題のアノ人になんとなく顔が似ている(左)。ゴルフバッグとクラブ、ボールとマーカー(右)

 希望小売価格は4179円。実売価格を調べたところ、販売元であるハピネットの直販サイトである楽天市場の「ハピネット・オンライン」で3340円という価格だった。送料を含めても4000円以下となり、なかなかのお手頃価格だ。

レバー選択で6種類の弾道と飛距離を打ち分け可能

 届いたパッケージを見ると、意外と大きかった。中を見ると、とにかく部品点数が多い。ゴルファー人形をはじめクラブ3種類が2セットで計6本、ボールが4個、マーカー(グリーン上でボールの位置を記すためのコインのようなもの)が4個、小さなゴルフバッグが2個、ピン、ロングショット用のショットベース、グリーン、ティーグラウンド、フェアウェイが2枚、バンカーが2枚、池が2枚、樹木が2つ。さらにスコアカードや優勝小切手なども入っている。ボールやマーカーなどは小さく、紛失しそうでちょっと心配だ。

 遊ぶ前の準備としては、まずはティーショットを行うためのショットベースとピンの旗にシールを貼る。あとは樹脂製の台にマットをセットしてグリーンを作ればOKだ。事前にやることはこれだけで、電池も必要ないので、箱から中身を取り出してすぐに遊べる。

 コースを作る前に、まずはゴルファー人形を使って実際にボールを打ってみる。クラブはドライバー、アイアン、パターの3種類で、状況に応じて選択する。打つときは人形の腰のあたりに「テクニックレバー」があるので、これを引いて離すとボールが打ち出される。飛距離はレバーの引き加減で決まるわけだ。

photophoto フェアウェイ、バンカー、池が2枚ずつ入っている(左)。腰の裏にあるテクニックレバーを引いて離すとボールが打ち出される(右)

 最初にティーショットを打つ場合は、長い飛距離を飛ばすためのショットベースを使わなければならない。ゴルファーをショットベースに設置したら、クラブセレクトレバーを動かして打つショットを調整する。

photo 最初の1打はショットベースにセットして打つ
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