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銀玉鉄砲のコーフンをもう一度、安全なトイガン「NERF」で遊ぶ橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第34回(2/2 ページ)

» 2010年02月16日 08時00分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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照準の位置通りには飛ばない

 使い方は実に簡単だ。まずはスポンジ弾を銃口に入れて、グリップ上部にあるスライドを手前に引けば準備完了。そのままトリガーを引けばスポンジ弾が発射される。

 照準用ライトビームは、トリガーを半分引いた状態にすると光る。壁などに当てると赤い円が映るので、そこが照準の目安となるわけだ。ライトビームの発射口には、照準の位置をずらすための調整スライドが搭載されており、ここを指でつまんで動かすと、照準も上下左右に動く。

 スライドレバーは指をひっかけやすく、引いたときの感触はなかなかいい。質感は乏しいが、全体的に作りもしっかりしていて丈夫そうだ。子どもが本体を投げてぶつけても、これなら壊れにくいだろう。

photophoto スライドレバーを引いて弾をセット(左)。トリガーを半分引くと照準用ライトビームが点灯する(右)

スポンジ弾は壁にピタッと吸着

 あと、これは購入してから気付いたことなのだが、実はスポンジ弾の先端には吸盤が付いており、壁などに向けて打つと吸盤が吸い付き、はり付いた状態となる。この弾がはり付くという現象はなかなか面白く、対象物にピタッと貼り付くと「撃った!」という不思議な充実感を味わえる。

photo 発射したスポンジ弾は壁に吸着

 ただし壁紙のクロスなど凹凸がある物の場合は、最初は吸い付くがしばらくすると下に落ちる。テレビや窓など、ガラスの場合は落ちずにずっと貼り付いたままだ。

 このような弾が貼り付く気持ちよさは、実際に打ってみないと分からないので、メーカーはもっとこの点を強調してアピールしたほうがいいと思う。ちなみにオプションで「オフィシャルシューティングターゲット」という商品もあり、これを買えば的当てを楽しめる。また、身体に装着するターゲットがセットされた「ダートタグ アルティメット2プレイセット」という商品も用意されている。

 仕事で疲れた人は、この「NERF」を買って家で的当て遊びや撃ち合いごっこを楽しんでみてはいかがだろうか。ストレス解消グッズとしてぜひおすすめだ。

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