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猫好きにはたまらない貯金箱 シャインの「いたずらBANK」橘十徳の「いいトシして玩具三昧」第35回(1/2 ページ)

» 2010年03月16日 15時37分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 不景気なご時世ということで、少ないながらもコツコツ貯金しようとは思うのだが、どうにもうまく貯まらない。そんな悩みを持つ人にオススメなのが貯金箱だ。最近は玩具メーカーがユニークな貯金箱を次々とリリースしているが、そんな中、昨年末に新たな商品が登場した。シャインの「いたずらBANK」だ。

photo 「いたずらBANK」(みけねこ)

 この商品はミカン箱の形をした貯金箱で、コインを置いてスイッチを押すと上部のフタが開く。フタの中に潜んでいるのは、なんとカワイイ子猫や子犬。そこから小さな片手を出して、箱の上に置いたコインを中に招き入れるという趣向なのだ。

 ミカン箱というと捨て猫や捨て犬を連想させるが、それほど哀愁は感じられない。コインを取るときに愛くるしい鳴き声が出て、とにかくひたすらカワイイ。おそらくこのオモチャは女性や子どもをターゲットにしたものだと思うのだが、いいトシした中年男であるワタクシのハートもがっちりつかまれてしまった。猫好き、犬好きにはかなりストライクな商品だと思う。

4種類の中から「みけねこ」をチョイス

 ラインアップは「みけねこ」「とらねこ」「ブルドッグ 白」「ブルドッグ 茶」の4種類。個人的に一番ツボにはまったのは「みけねこ」だが、ネットで探してみると意外と品薄だ。とくに「みけねこ」の人気が高く、売り切れの店が多い。そんな中、Amazon.co.jpで「みけねこ」の在庫が入ったので、ここで注文した。価格は税・送料込み1785円。玩具メーカーが発売する貯金箱には凝った商品が多く、3000円を超えるものも珍しくないが、「いたずらBANK」はなかなか良心的な価格設定だと思う。

 到着したパッケージを見てみると、けっこうデカイ。フタが開いて、中に猫がいる状態でパッケージに納められているが、閉じたミカン箱の大きさは実測で119×99×89ミリ(突起物は除く)だ。貯金箱のスペースには、500円玉が約40枚入れられるという。

photophoto フタの隙間から猫の顔がチラリ(左)。箱の横にはバーコードっぽい模様と注意書きが入っている(右)

 電池は単三形が2本で、底面のネジ止めの電池ふたをドライバーで開けて収納する。底面には電池ふたのほかに電源スイッチと硬貨取り出し口がある。硬貨取り出し口はコインで開けられるようになっており、貯まったお金はここから出せる。

photophoto 底面には電池ふたとスイッチ、硬貨取り出し口がある(左)。硬貨取り出し口のフタを開けたところ(右)
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