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パナソニック、BD搭載のポータブル地デジテレビ「DMP-BV200」

» 2010年03月18日 19時28分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは3月18日、薄型テレビ“VIERA”の新シリーズとして、Blu-ray Discプレーヤーを搭載したポータブル地上デジタルテレビ「DMP-BV200」、およびBDを搭載しない下位モデル「DMP-HV100」を発表した。どちらも4月23日に発売する。価格はオープン。店頭では、DMP-BV200が9万円前後、DMP-HV100は6万5000円前後になる見込みだ。

photophoto BD搭載の「DMP-BV200」はシルバーとレッドの2色(左)。「DMP-HV100」はホワイト、ブラウン、オレンジの3色をラインアップ(右)

 昨年3月にリリースした「DMP-BV100」の後継機。両モデルとも4アンテナのダイバーシティシステムを搭載し、アンテナケーブルを接続せずに好きなところで地上デジタル放送を楽しめる。従来機はモノポールアンテナ4本を内蔵していたが、今回は折りたたみ式のダイポールアンテナ2本と同じく折りたたみ式のモノポールアンテナ2本を搭載して感度を向上させた。

 液晶画面は10.1V型。1024×600ピクセルの解像度を持ち、映画ソフトの字幕などもはっきりと表示できるという。また、付属のバッテリーパックを使用すれば、電源コードを接続せずに最長約3時間30分の連続視聴が可能だ(地上デジタル放送の場合)。

 「フォトフレームモード」は、SDメモリーカードを差し込むと、動画/静止画が混在した状態で時系列にスライドショー再生。再生画面に時計やカレンダー表示を組み合わせた6種類の表示モードを備え、テレビやBDプレーヤーとして使用していないときは「ハイビジョン動画フォトフレーム」として利用できる。

 DMP-BV200のBDドライブは、BD/DVDにマルチ対応。BDやDVDのパッケージソフトにくわえ、DIGAでAVC録画したBD-RやBD-REも再生できる。高精度色信号処理技術を応用した「リアルクロマプロセッサ」を搭載しており、BDの映画ソフトをディテールや質感を忠実に再現するという。BDのインタラクティブ機能「BD-Live」にも対応。なお、DMP-BV200には1系統のHDMI出力を用意しており、大画面テレビに出力して楽しむこともできる。

 USB端子は、別売の無線LANアダプターに対応。DLNAのクライアント機能を備え、DIGA(対応機種)で録画した番組をネットワーク越しに視聴したり、「YouTube」動画の再生が楽しめる。

 外形寸法は、DMP-BV200が262(幅)×200.5(高さ)×55.1(奥行き)ミリ、約1.838キログラム。BDドライブ非搭載のDMP-HV100は、262(幅)×200.5(高さ)×46(奥行き)ミリ、約1.333キログラム。リモコンとACアダプター、バッテリーパック、miniB-CASカードなどが付属する。

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