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話題の「torne」(トルネ)は何が違うのか(3/4 ページ)

» 2010年03月31日 18時56分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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SEARCH(番組検索)

 ジャンルとキーワード、チャンネル、時間帯を組み合わせて番組を検索できる。and(〜を含む)やnot(〜を除く)検索にも対応しているため、番組の絞り込みは容易で、なにより検索結果の表示が早い。最初に使ったときは、キーワードを入れた後、「はて、検索ボタンは?」と一瞬迷ったのだが、よく見ると検索結果はもう右カラムに並んでいた。もちろん、検索結果から録画予約も可能だ。

photophoto 検索結果はセレクトボタンでソートが可能(左)。もちろん、ここから録画予約も行える(右)

VIDEO(録画番組一覧)

 最大1800件の録画番組を管理できる一覧表示。個々の番組にアイコンが付き、選択中の番組については動画サムネイルも表示される。未視聴の番組に「New」マークが付くなど、見た目は独特だが一般的なレコーダーと同様の機能を持っている。

photophoto 録画番組の一覧(左)。メニューからHDD間のムーブやPSPへの書き出しも可能(右)

 一覧は、セレクトボタンで放送日時や番組名によるソートが可能。またL1とR1で録画した曜日、番組ジャンル、録画先(HDD)別の一覧を選ぶこともできる。このL1とR1の操作は「フィルター」と呼ばれ、セレクトボタンによる「ソート」と組み合わせて利用できるのが便利だ。つまり、特定の日でソートして、さらにバラエティーといった絞り込みが行える。

 △でメニューを表示。ここで「再生」(続き再生)や「はじめから再生」といった操作に加え、PSPへの書き出しや外付けHDDへの移動も行える。さらに□ボタンを使って複数の番組にチェックを入れると、一括処理が可能。例えば、シリーズ番組を一括ロックしたり、外付けHDDへ保存するといった作業も楽になる。

photophotophoto 外付けHDDへムーブ。ダビング回数は保持したまま

 録画番組の再生時には、L1、R1ボタンで30秒送りと15秒戻しが使用できる。また、左右キーを使えば早送り/早戻しの速度をコントロール可能。例えば右を1回押すと、音声付きの約1.5倍早見再生となり、その後は10倍、30倍、120倍の早送りとなる。ただ、録画している番組の“追っかけ再生”ができない点は残念。今後のアップデートに期待したいところだ。

 ほかにも、録画番組から等間隔(1分、2分、5分)で自動的にサムネイルを作り、選択したシーンに飛べる「シーンサーチ」を備えている。レコーダーのオートチャプター機能にはかなわないが、簡易的なチャプター機能としては活用できそうだ。

photophoto 30秒おくり(左)とシーンサーチ(右)。シーンサーチは、1分、2分、5分間隔でサムネイルを作るため、目的のシーンに素早く移動できる

CHART(チャート)

 CHARTでは、自分が過去1週間、あるいは1カ月の間にどれだけテレビを視聴し、ビデオを再生したかをグラフで確認できる。チャンネル別や番組ジャンル別の集計も可能。一見、実用性は低そうに思えるが、例えば親に「テレビは一日1時間」と言われた場合に証拠として提出したり、自分の趣味嗜好(しこう)を再確認するきっかけになりそうだ。

photophoto CHARTの画面。このユーザーの場合、NHKとTOKYO MXが好きでニュースを良く見ている

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