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» 2010年04月14日 16時30分 UPDATE

REGZA第2章、始まる:全面リニューアル、東芝が「LED REGZA」を発表

東芝は、LEDバックライトを全面的に採用した液晶テレビ「LED REGZA」を5月上旬から順次発売する。エコポイント制度の切り替えで大きくシェアを伸ばしたという同社が、その勢いを維持するために送り込んだ戦略モデルだ。

[ITmedia]

 東芝は4月14日、LEDバックライトを全面的に採用した液晶テレビ「LED REGZA」を発表した。「レグザ第二章始まる」というキャッチフレーズの通り、2010年の夏モデルは、液晶パネルからバックライト、映像エンジンに至るまで大きく変化。エコポイント制度の切り替えで大きくシェアを伸ばしたという同社が、その勢いを維持するために送り込んだ戦略モデルだ。

photophoto 「LED REGZA」。Z1シリーズの55V型(左)とRE1/HE1シリーズ。26V型と32V型にはブラックとホワイト、19V型と22V型にはホワイト、ブラック、カッパーローズのカラーバリエーションを用意した

 LED REGZAは、上位モデルの「Z1」シリーズ、録画レディーのスタンダードモデル「RE1」シリーズ、HDD内蔵の「HE1」シリーズの計15機種。画面サイズは19V型から55V型までをそろえ、パーソナルサイズの製品には3つのカラーバリエーションも用意した。潤沢なラインアップを5月上旬から8月にかけて順次発売する予定だ。

photophoto LEDバックライト。37V型以上は、LED光源を画面の上下に配置し、おおまかなエリアコントロールも可能だ

 新シリーズの特長は、まずスリムなデザイン。エッジライト式のLEDバックライトを採用したことで、全モデルにわたり薄型化が可能になった。また液晶パネルはすべてIPS方式。37V型以上は、LED光源を画面の上下に配置し、おおまかなエリアコントロールも可能になっている。さらに「メタブレイン〜」でおなじみの映像エンジンには「REGZA ENGINE」(次世代レグザエンジン)という新しい名称が与えられた。Z1シリーズにはコアLSIを2つ搭載した「次世代レグザエンジン Duo」が採用されている。

photophoto Z1シリーズの「次世代レグザエンジン Duo」
photo 純正ラックシアターを初めてラインアップ。「RLS-250」(37V型〜47V型テレビに対応)と「RLS-450」(46V型〜55V型)。どちらも総合出力250ワットの3.1チャンネル仕様。HDMI入力は3系統

 録画機能は全モデルがサポート。Z1シリーズは、従来のZシリーズと同様にUSB接続の外付けHDDとNAS(Network Attached Storage)の両方に対応したほか、R9000シリーズ後継となるRE1シリーズはUSB HDDを追加して録画機能を付加できる。唯一、500GバイトのHDDを内蔵するHE1シリーズは、USB HDDにも対応している。

 超解像技術は「レゾリューションプラス4」にアップデート。「CELL REGZA」で初めて採用した自己合同性超解像技術を専用LSIに起こして全モデルに搭載した。またZ1シリーズに限り、放送のMPEGデコード情報を分析してレゾリューションプラスと階調クリエーションを制御する機能が追加された。つまり「一部ではCELL REGZAよりも進歩している」(同社)。

 このほかにも、さらに進化したゲームモード「ゲームダイレクト2」(→関連記事)、Windows 7の「リモート再生」も利用できる(Z1シリーズ)DLNA機能など、幅広いアップデートが行われた。各モデルの概要は下記の通り。また東芝は、REGZA初の純正ラックシアター「RLS-250」と「RLS-450」も同時にリリースしている。

Z1シリーズ

photo Z1シリーズ

 「LED REGZA」の上位モデル。37V型、42V型、47V型、55V型の4サイズがあり、薄型化とともにスタンドが“X字”型の「ダブルブーメラン」に変更されるなど、デザインも大きく変わった。液晶パネルは倍速駆動に対応した「クリアLEDパネル」。エッジ式のLEDバックライトを組み合わせ、制御エリア数は少ないもののローカルディミングも可能になっている。

 HDDは内蔵していないが、USB接続の外付けHDDとNASへの録画が可能。3基の地上デジタルチューナーや2基のBS/CSデジタルチューナーを搭載しており、今回の新製品では唯一「地デジ見ながらW録」に対応する。HDMIは4系統で、HDMI 1.4のARCやコンテントタイプ連動をサポート。

型番 55Z1 47Z1 42Z1 37Z1
解像度 1920×1080ピクセル(クリアLEDパネル)
チューナー構成 地上デジタル×3、BSデジタル/CS110度×2、地上アナログ
録画機能 NAS、USB HDD
出荷時期 6月下旬 6月上旬
実売想定価格 48万円前後 38万円前後 30万円前後 25万円前後

RE1シリーズ

photo RE1シリーズ

 Rシリーズ後継の録画レディーモデル。外付けのUSB HDDに対応しており、ハブを利用して最大4台を同時に接続できる。ボリュームゾーン向けに19V型から55V型まで8サイズをラインアップした。

 37V型以上は、Z1シリーズと同じ「クリアLEDパネル」を採用しており、倍速駆動もサポート。32V型以下もIPS液晶とLEDバックライトを採用しているが、こちらはエリア制御に対応していない。超解像技術はZ1シリーズと同じ「レゾリューションプラス4」。自動画質調整機能は、1つ前の「おまかせドンピシャ高画質2」となる。HDMI端子は、32V型以上が4系統、26V型以下は2系統となっている(ARC、コンテントタイプ連動対応)。

型番 55RE1 47RE1 42RE1 37RE1 32RE1 26RE1 22RE1 19RE1
解像度 1920×1080ピクセル 1366×768ピクセル
チューナー構成 地上デジタル×2、BS/CS110度デジタル×2、地上アナログ×1
録画機能 USB HDD
出荷時期 7月上旬 6月下旬 5月上旬 5月中旬 8月上旬 6月上旬
実売想定価格 43万円前後 33万円前後 25万円前後 20万円前後 15万円前後 11万円前後 9万円前後 8万円前後

HE1シリーズ

photo HE1シリーズ

 500GバイトのHDDを内蔵した録画テレビ。19V型、22V型、26V型の3サイズをにそれぞれ3つのカラーバリエーションを用意した。小さくてもLEDバックライト(エリア制御はなし)とIPS液晶パネルと組み合わせ、映像エンジンも「次世代レグザエンジン」を搭載した。超解像技術は「レゾリューションプラス4」。自動画質調整は「おまかせドンピシャ高画質2」となる。なお、今回はパーソナルサイズのみの展開となっているが、より大きなサイズ展開も検討しているという。HDMI端子は2系統。

型番 26HE1 22HE1 19HE1
解像度 1366×768ピクセル
チューナー構成 地上デジタル×2、BS/110度CSデジタル×2、地上アナログ×1
録画機能 500Gバイト内蔵HDD、USB HDD
出荷時期 7月上旬
実売想定価格 14万円前後 12万円前後 11万円前後

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