ソニーは5月19日、エントリーモデルながら3Dテレビに対応したマルチチャンネルインテグレートアンプ「STR-DH710」を発表した。発売は6月10日で、希望小売価格は5万4600円。
最新のHDMI規格である3D映像信号のパススルー伝送に対応し、BDレコーダー/プレーヤーなどからの3D映像信号を3D対応テレビに出力できる。さらにオーディオリターンチャンネル(ARC)を装備して、従来必要だった光デジタルケーブルを必要とせずHDMIケーブル1本でデジタル音声信号のテレビとの相互送信を可能にした。
サウンド再生では「ドルビープロロジックIIz」に対応。従来の前後左右にスピーカーを配する5.1chに加えて、フロント上方にスピーカーを2つ追加し高さ方向の表現を加える7.1chにより、より立体的な音場感を創出する。
自動で最適な再生環境を構築するペアマッチング方式自動音場補正機能「D.C.A.C.(Digital Cinema Auto Calibration)」を備えるほか、映画館やコンサートホールの音響を再現する「デジタルシネマサウンド」も搭載した。
ブラビアとブラビアリンクで接続すると、アプリキャストの「オーディオ機器コントロール」アプリに連動し、ブラビアのリモコンからサウンドフィールドの変更や音質設定、入力切換が可能となる。別売のデジタルメディアポートアダプター「TDM-NW10」やデジタルメディアポートBluetoothアダプター「TDM-BT10」でウォークマンとの連携も強化できる。
型番 | STR-DH710 |
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定格出力(20Hz〜20kHz、8Ω) | フロント85W+85W、センター85W、サラウンド85W+85W、サラウンドバック85W+85W |
周波数特性(SA-CD/CD入力−スピーカー出力間) | 10Hz〜100kHz ±3dB(8Ω時) |
映像系機器(音声&映像)入力 | 4系統 |
映像系機器(音声&映像)出力 | 1系統 |
映像モニター出力 | 1系統 |
コンポーネント映像入力 | 3系統 |
コンポーネント映像出力 | 1系統 |
HDMI入力 | 3系統 |
HDMI出力 | 1系統 |
デジタル入力 | 同軸×1系統、光×2系統 |
オーディオ出力 | REC OUT/サブウーファー/ヘッドフォン×各1系統 |
消費電力 | 約330ワット |
サイズ | 430(幅)×157.5(高さ)×322(奥行き)ミリ |
質量 | 約8.0キログラム |
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