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» 2010年07月28日 15時00分 UPDATE

Blu-ray Disc搭載の“RD”も:全機種3D対応、東芝が“CELL REGZA”など新製品を発表

東芝が“CELL REGZA”2シリーズを含むテレビ8機種とBlu-ray Discレコーダー新製品を発表した。全機種が3D表示をサポート。さらにCELLの処理能力や超解像技術を生かした“高画質3D”をうたう。

[ITmedia]

 東芝は7月28日、「CELL REGZA」の後継機を含む“LED REGZA”新製品全8機種を発表した。新製品は全機種が4倍速パネルを搭載して3D表示をサポート。さらにCELLの処理能力や超解像技術を生かして“高画質3D”をうたう。また、新たに“レグザブルーレイ”にブランド名を変更したBlu-ray Discレコーダー5機種もラインアップ。8月下旬から順次発売する予定だ。

photophoto CELL REGZA「55X2」

 注目のCELL REGZAは、昨年末に話題となった「55X1」の後継機となる55V型「55X2」にくわえ、エッジタイプのLEDバックライトでスリム化を果たした「XE2」シリーズを投入する。XE2シリーズには46V型と55V型の2サイズをラインアップ。パネル部の厚さがわずか29ミリというスタイリッシュモデルだ。

 CELL REGZAの2シリーズには、8画面マルチ表示/8番組同時録画が可能な別体チューナーユニットが付属する。CELL搭載の「CELL REGZAエンジン」は基板から新たに開発したもの。3TバイトのHDDを内蔵するほか、外付けHDDも最大8台まで接続可能になった(→詳細記事)。

 一方、REGZAの上位機「Zシリーズ」にも3D対応バージョンとして「ZG1」シリーズ3機種が追加される。画面サイズは42V型、47V型、55V型の3タイプだ。

photophotophoto “CELL REGZA”XE2シリーズの46V型(左)、ZG1シリーズの42V型(中)、3Dグラス(右)
photophoto ヤコブ・イェンセン氏とのコラボレーションによるスタイリッシュなデザインが特長のF1シリーズ55V型(左)。F1シリーズのリモコン(右)

 さらに薄型3D対応モデルとして「F1」シリーズ2機種をラインアップ。高級オーディオメーカー、B&O(バング&オルフセン)で数々のデザインを手がけたヤコブ・イェンセン氏とのコラボレーションによるスタイリッシュなデザインにくわえ、3D対応の40V型以上としては業界最小の年間消費電力をはじめとするエコ性能が特長。パネル部の薄さはXE2シリーズと同じ29ミリとなっている。

photo レグザブルーレイは、フラグシップの「RD-X10」を含む5機種をラインアップ。標準でBlu-ray 3Dの再生に対応するのはRD-X10のみだが、RD型番の3モデルに関しては別途発売予定のバージョンアップキットで対応する

「高画質3D」の意味

 かねてより「高画質3D」をコンセプトに掲げていた東芝は、3D表示で問題になる二重像(クロストーク)を4倍速液晶パネルとバックライト制御により抑制。直下型LEDバックライトの55X2ではピーク輝度1000カンデラ(2D時)という明るさを実現している。

 また、得意の超解像技術「レゾリューションプラス」を3Dに対応させた。例えばデジタル放送で受信する3D映像はサイド・バイ・サイド方式のため、水平方向の解像度が半分となってしまうが、ここに再構成型・自己合同性型の超解像処理を加えることで、精細感のある3D映像が楽しめるという(X2/XE2シリーズ)。

 CELLの演算能力を利用した2D-3D変換機能も搭載。「手前の物体ほど見かけの動きが速い」という基本原理を利用して、前後ベクトルから物体の前後関係(奥行き)を復元する「モーション3D」、映像の四隅の色ヒストグラムをあらかじめ用意した約1400枚のサンプルと比較して構図を推定する「ベースライン3D」、独自の顔検出技術によって入力映像内の人物を推定して奥行きデータを割り当てる「フェイス3D」といった技術により、精度の高い3D化を実現したという。

 合わせて、自動画質調整機能「おまかせドンピシャ高画質」も3Dをサポート。3Dグラス越しで最適な画質になるように画面の色や明るさを調整する(X2/XE2/ZG1シリーズ)。その際は、前述の超解像処理とも連携して3D表示を最適化する仕組みだ。

 東芝でREGZAの商品企画・マーケティングを担当する本村裕史氏は、「REGZAが目指したのは、飛び出てスゴイ3Dではなく、リアリティーを高めるための3D」と話す。「3Dメガネをかけると、映像の立体感やテクスチャー感が変わる。高画質で映像を楽しむためにメガネをかけてほしい」(同氏)。

 新製品の価格はすべてオープンプライス。店頭想定価格と発売時期は下表の通りだ。

型番 録画対応 実売想定価格 発売日
55X2 3Tバイト内蔵、USB HDD 100万円前後 10月下旬
55XE2 3Tバイト内蔵、USB HDD 70万円前後 10月上旬
46XE2 3Tバイト内蔵、USB HDD 60万円前後 10月上旬
55ZG1 USB/LAN HDD 45万円前後 10月下旬
47ZG1 USB/LAN HDD 35万円前後 10月下旬
42ZG1 USB/LAN HDD 28万円前後 10月下旬
55F1 USB HDD 43万円前後 8月下旬
46F1 USB HDD 33万円前後 8月下旬

Blu-ray Discレコーダー/プレーヤー

型番 Blu-ray 3D対応 想定価格 発売時期
RD-X10 22万円前後 11月下旬
RD-BZ800 △(※) 15万円前後 9月下旬
RD-BZ700 11万円前後 9月下旬
RD-BR600 9万円前後 10月中旬
D-BZ500 8万円前後 9月下旬
SD-BDT1 ○(BDプレーヤー) 4万円前後 8月下旬
※:△は別途発売予定のバージョンアップキットにて対応


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