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LEDだから実現できること:明かりはもっと便利になる、シャープLED照明の秘密とは? (1/2)

昨年の夏に家庭用LED電球に参入して以来、価格と機能の両面で市場をリードしてきたシャープ。この秋には、大幅に軽量化したLED電球や高機能なLEDシーリングライトを投入する。常に新しい提案を盛り込むLED照明は、どのように生み出されるのか。シャープ商品企画の秘密に迫った。

 LED照明といえば、「省エネで家計にやさしい」「長寿命で交換の手間が少ない」エコロジーな明かりというイメージがある一方で、「まだちょっと高価」「意外と重い」「白熱灯より暗い」といった意見もある。しかし、LED照明は常に進化を続けているのだ。

 そこで、LED照明の開発に長く携わってきた、シャープ健康・環境システム事業本部のLED照明事業推進センター副所長の桃井恒浩氏に話を聞いた。

photo シャープ、健康・環境システム事業本部の商品企画部長を務める桃井恒浩氏

 「プラズマクラスターイオンやウォーターオーブンの『ヘルシオ』などをオンリーワン技術として商品展開していくのが、われわれの基本的な考え方です。LED照明についても“ELM(Eco Lighting Management:エルム)”というブランドネームを付けて、生活社会に健康で環境に配慮した照明を提供しようという考えが基本にあります」と語る桃井氏の瞳に迷いはない。

シャープの強さの秘密

 ソーラー照明を初めとした業務用LEDにおいて、すでに高い存在感を示していたシャープは、2009年6月にLED電球を発表し、いよいよ家庭用照明事業に参入した(コラム参照)。

photo 2009年6月の発表会。一般消費者のLED電球への関心を呼び起こすきっかけとなった

 「2009年に最初のLED電球を出したときは、記者発表で2009年度の生産台数が約500万個になると予想しましたが、この数字を信じる人はほとんどいませんでした。ところが年明け後に需要が急激に伸びて、結局、累計で500万個を越えています。今年度は、おそらく約2000万個まで伸びるだろうと予測しています」(桃井氏)。

 発売当時に話題となったのは、なんといってもその価格だ。白熱灯で40ワット相当の明るさの電球が約4000円と、従来の他社のLED電球に比べて大幅に安い価格を打ち出し、一般消費者のLED電球への関心を呼び起こすきっかけとなった。

 「当社の場合、LEDは照明だけではなく液晶ディスプレイのバックライト等、多くの商品に採用しており、スケールメリットを活かせることが強みです」。

 もう1つの強みとして、LEDの回路を社内で開発しているという点も挙げられる。LEDの進化はかなり早く、発光効率の向上するスピードは予想以上。そうしたLEDの進化に合わせて自社で作り込めるというのは大きな強みといえそうだ。

 「われわれの場合、照明事業はLEDに絞っているため、蛍光灯なども扱っている他社に比べて身軽です。LEDシーリングライトをいちはやく商品化できた理由もそこにあるのかもしれません。今後も新しいカテゴリーの商品をどんどん作り出していきたいです」。

実はLED照明の先駆者、シャープの秘密

 シャープのLED事業は意外と古く、その歴史は約40年前までさかのぼる。1970年から量産化し、インジケーター、イルミネーションや道路表示灯などで採用されていた。1990年代に青色LEDが実用化されてからは一般照明器具への利用について研究が進み、2007年には太陽光発電装置を併設したソーラー照明も開発した。

 「現在、市場における電球全体の売上比率を見ると、LEDはまだ20%強にとどまっていますが、金額ではすでに60%を超えました。業務用では交換の手間が省けるということで鉄道会社で導入されたり、紫外線を発しないということで印刷会社に導入されたりと、さまざまなメリットが注目されています」。

 また、ガソリンスタンドのキャノピー灯にLEDを使用することで、総電力を25%も削減することが可能になるという。「前政権が掲げた“CO2の25%削減”という目標が、照明をLED化するだけで達成できてしまうわけです」。ほかにも、沖縄海洋大学院大学にLEDのデザイン照明を導入するなど、バリエーションを拡大している。

 もちろん自社工場も例外ではない。液晶パネル生産の拠点「グリーンフロント堺」(大阪府堺市)では、約10万台ものLED照明を設置しており、すでに点灯時間は2万時間を超えているという。「LED照明の設計寿命の検証にも役立っています」(桃井氏)。


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提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2010年10月7日

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