ITmedia NEWS >

CEATEC JAPAN開幕、3Dテレビ新製品を各社が展示CEATEC JAPAN 2010

» 2010年10月05日 15時05分 公開
[ITmedia]
photo 展示会場

 10月5日、千葉・幕張メッセでIT・エレクトロニクス関連の総合展示会「CEATEC JAPAN 2010」が開幕した。今年は幕張メッセの1〜8ホールを使用し、前回を上回る616の企業や団体が出展。20万人の来場者を見込む。今年は、スマートフォンが主役になるという前評判通り、ドコモやauのブースが盛況だが、主要家電メーカーも3Dテレビなどの新製品を中心に注目を集めている。

 まず、大きさで他社を圧倒したのがソニー。幅21.7メートル、高さ4.8メートルという巨大な3D対応大型LEDディスプレイ(技術参考展示)でメインステージを囲み、11月発売予定のプレイステーション 3専用3D立体視プレイ対応ゲーム「グランツーリスモ5」やデジタルカメラのα/サイバーショットに搭載されている「3Dスイングパノラマ」機能の体験型展示を行っている。大型LEDディスプレイの裏にもPS3とBRAVIA「LX900シリーズ」を使った3Dゲーム体験コーナーを複数用意している。

photophoto ソニーブース。11月2日発売の3D対応ゲーム「グランツーリスモ5」も体験できる

 3Dテレビの“壁”を作り、メインステージに設置しているのは、パナソニックブース。プラズマテレビを30台以上も使用したという壁はなかなかの迫力だ。

 またブース内では、新しいテレビ向けネットワークサービスを参考展示している。こちらは「Yahoo!オークション」や同じくヤフーが提供するテレビ版電子書籍サービス「X BRAND」、ビューンの「ビューン」、ACCESSの「東京カレンダー」など、電子書籍サービス各種を追加したもので、現在提供されている5つのサービスを合わせて9種類のネットサービスがテレビ画面で利用できるという。サービスの増加に伴い、利用頻度に応じてホーム画面に設置するボタンなどをカスタマイズする機能を備えた点も特長。この新しいネット機能を搭載しテレビの発売時期は未定だが、同社ではヤフーとの共同開発と検証を進め、来春の実用化を目指すとしている。

photophoto テレビで“壁”を作ったパナソニックブース(左)。参考展示のテレビ向けネットサービスは、画面のカスタマイズにも対応する(右)

 シャープブースは、「AQUOSクアトロン3D」がメイン。先日リリースしたBDレコーダー一体型の「LB3」ラインやハイエンドモデル「LV3ライン」の実機を使って“明るい3D”をアピールする。また4原色技術による色再現性向上に関しても「黄色がきれい」「シアンがきれい」「緑色がきれい」「金色がきれい」と個別の展示で映像の具体例を上げて訴求していた。

photophoto 「AQUOSクアトロン3D」のデモンストレーションと技術展示

 日立ブースでは、液晶Wooo「ZP05シリーズ」に採用したスリムブロック型LEDバックライトの詳細を知ることができる。光源となるLEDと組み合わせてブロックを形成する導光板の実物を展示するとともに、実際の映像とそのときのエリア制御の様子を確認できる技術デモンストレーションで来場者の興味をひいていた。

photophoto 日立ブースでは、「S-LED」パネルのスリムブロック型LEDバックライトを展示。実際の映像とバックライト制御の様子を見比べることができる

 三菱電機ブースでは、8月に発売した3D対応レーザーテレビ「LASERVUE(レーザービュー)」や10月下旬に発売予定の3D対応のオールインワン液晶テレビ「MDR1シリーズ」を展示。説明員が常駐する個別の体験ブースを設け、来場者がじっくりと体験できる環境を作っていた。

photophoto 三菱電機ブース。説明員が常駐する個別の体験ブースを設けている

 注目度の高さでは、昨日「グラスレス3Dレグザ」(GLシリーズ)とクラウドテレビ構想「レグザ Apps コネクト」を発表した東芝がナンバー1かもしれない。とくにグラスレス3Dレグザの展示コーナーは長蛇の列ができ、13時時点で1時間待ちとなっていた。

photophoto 「グラスレス3Dレグザ」の20V型(左)と参考展示の56V型(右)

 CEATEC JAPAN 2010の開催期間は、10月5日(火曜日)から10月9日(土曜日)まで。入場料は一般1000円、学生500円だが、公式Webサイトで事前に登録すると無料になる。なお、最終日については昨年に引き続き「無料公開日」として、子ども向けのイベントなども企画している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.