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パイオニア、情報発信基地を銀座にオープンライブもある

» 2011年02月16日 15時04分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは、新しい価値やエンタテインメントを提案する情報発信基地「パイオニア プラザ銀座」を2月19日にオープンする。場所はファッションビルの建ち並ぶ東京・銀座のマロニエ通り。老舗のオーディオメーカーとしてのブランドを若いデジタル音楽世代により浸透させるため、この地を選んでユーザーへの発信力を高めていくという。

photo パイオニア プラザ銀座。オープンは2月19日

 B1〜2Fの3フロアーで構成されるパイオニア プラザ銀座は、各フロアーごとに異なったコンセプトでユーザーへの発信を行っていく。B1は防音設備を備えた視聴ルームで、同社を代表するピュアオーディオシステム「TAD」の視聴体験会や、ユーザーが持ち込んだCDやUSBメモリなどを使ったDJ機器の体験コーナー、ミュージシャンを招きファンとの交流会やスペシャルライブの開催などを予定している。オープン当日の2月19日には「小野リサ スペシャルライブ」が開催される。

photophoto B1はハイエンドオーディオ視聴会やDJ体験、ライブなどを行う

 同社の現行製品や新製品を手にとって視聴できるのは2Fフロアーだ。ホームシアターコーナーでは、ソファに座って大画面テレビと組み合わせた5.1chホームシアターシステムを体験できる。大手の家電量販店でもホームシアターコーナーを設置している店はあるが、販売店の喧噪の中では落ち着いて音の違いを聞き分けるのは難しい。こうしたショールームの落ち着いた環境でじっくり聴き込めるのは貴重な機会となるだろう。このほか、iPodオーディオやヘッドフォンも多数のモデルが展示されている。

photophotophoto 2Fは同社の製品ラインアップを体験できるフロア。例えば、5.1chの本格的なシアターシステムやバータイプのフロントサラウンドシステムを聞き比べることも可能だという

 1Fには製品化される前のコンセプチュアルなテクノロジーやアイディアが展示されており、新しもの好きならずとも楽しい時を過ごせるスペースだ。昨年のCEATEC JAPAN 2010でも展示されていたスマートフォン連携の車載用ディスプレイ、小鳥のさえずりや波音などの環境音の中で音楽を楽しむ「サウンドコクーン」などを体験できる。

 自転車専用のナビゲーション端末では、単に地図情報を見せるだけでなく、運転者の心拍数・脈拍を表示させたり、車輪に取り付けたセンサーと無線で通信して、速度が一定以上に上がったら画面表示や再生音楽を変更するなど、専用機ならではの自由なアイディアが盛り込まれていた。

photophotophoto 1Fは先進的なテクノロジーやアイディアを紹介するフロアー。スマートフォンと連携したカーナビシステム(左)、自転車専用のナビゲーション端末、リラックスして音楽を楽しめる「サウンドコクーン」(右)などを体験できる

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