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離れた場所でも音はしっかり、パイオニアから“快テレ君”

» 2011年04月05日 16時31分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは4月5日、デジタル無線伝送方式のテレビ用スピーカー“快テレ君”「VMS-700-K」を5月中旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭での価格は2万円前後になる見込みだ。

“快テレ君”「VMS-700-K」。本体下部が充電部/送信部となり、上部のスピーカー部を取り外し使用できる

 テレビの音声などが聞き取りずらいと感じるようになったシニア層を意識したスピーカーシステム。テレビ視聴時に近くにおけば、音量を上げなくても快適に視聴できる。最長30メートル離れた場所でも音声を受信可能で、音声が聞き取りやすくなる「しっかり音」機能も搭載。雑音の多いキッチンでの料理中や家族の寝静まった深夜のリビングなど、さまざまなシーンで音量を上げすぎずにテレビが楽しめる。

 テレビと送信機とは付属のケーブル1本で接続ができ、ACアダプターと接続した送信機に置くだけで充電が可能。1回約4.5時間の充電で、約13時間の連続使用できる。50ミリのスピーカーユニットを2基搭載しており、内蔵アンプの出力は各1ワット。再生周波数は100〜2万Hz、インピーダンスは各8オームとなっている。

 スピーカー部のサイズは190(幅)×90.5(高さ)×78(奥行き)ミリ、重量は約660グラム。一方の送信機部は、サイズが190(幅)×28(高さ)×78(奥行き)ミリで重量が約130グラム。ACアダプター、接続コード(1メートル)、でか文字シールなどが付属する。

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