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» 2011年05月17日 14時37分 UPDATE

橘十徳の「自腹ですがなにか?」:「カイミラ」で魔法使いになってみた (1/3)

今回紹介するのは、杖の形をした学習リモコン「カイミラ」。杖を振ったり叩いたりすることで先端から信号を発するこの製品は、今までになかった新感覚のリモコンだ。あなたも魔法使いになった気分を味わってはいかが?

[橘十徳,ITmedia]

 「カイミラ」は、英The Wand Companyが開発した“魔法の杖”型の赤外線学習リモコンだ。本体にはボタンが付いておらず、操作は杖を振ったり回したり叩いたりといったジェスチャーで行う。杖を振るだけでテレビやオーディオをコントロールする姿は、まるで魔法使いのようで、これまでにはなかった新スタイルの学習リモコンといえる。

ts_wand01.jpg 「カイミラ」の国内代理店はリンクスインターナショナル。価格はオープンプライスで、想定実売価格は6980円前後

 “杖”といっても寄りかかって歩けるような長さではなく、ホグワーツあたりで使われている短いタイプだ。この杖の中にセンサーが入っていて、振り回すアクションを感知して信号を出す仕組みになっている。ボタンも液晶パネルも一切省き、純粋にジェスチャーだけで使うという思い切った仕様であり、PCとの接続機能などもなく、これだけで完結している実にシンプルな商品である。

 このカイミラ、発売以来なかなかの人気のようで、ネット通販で在庫切れになっている店をけっこう見かける。ワタクシが5月前半に見たときも品薄だったが、たまたまソフマップ楽天市場店を見たら売っていたので即買いした。ちなみに値段は税・送料込みで6980円とけっこう高い。他店も見たが送料がかかるかどうかの違いくらいで、どこの店も同じような価格だった。学習リモコンと考えれば高価だが、競合製品が皆無なだけに仕方ないだろう。

ts_wand03.jpgts_wand04.jpg 黒くて渋い収納ケース(左)。箱を開けると雰囲気たっぷり(右)

樹脂製だが質感は高い

 届いたパッケージを見ると杖の写真がそのまま載っており「世界初の魔法の杖、カイミラ」と書いてある。カバーを外すと黒い箱が現れ、開けると中に本体が入っている。付属品は一切無く英文と和文の説明書が入っているだけでとてもシンプルだ。説明書はイラスト入りで使い方が書いてあるが、紙が1枚だけのあっさりしたもので拍子抜けする。

ts_wand05.jpgts_wand06.jpg 説明書と本体。木製のように見えるが材質は樹脂

 カイミラ本体のサイズは20(直径)×353(長さ)ミリ、質量は約70グラムと軽量だ。電池は単4電池2本が付属しており、カバーを開けて絶縁の樹脂製つまみを取り外すだけですぐ使い始められる。

 本体は樹脂製だが、質感が良くパッと見は木製のようにも見える。グリップ部から先端に向かって細くテーパー状になっており、電池はグリップ部に収納する。電池カバーの部分には飾りの石がはめ込んであり、これがなかなか高級感をかもしだしており、安っぽさはあまり感じられない。

 先端には赤外線の送信ユニットがあり、これはリモコン信号を学習させるときの受光部も兼ねている。ユニットは黒く目立たないように搭載してあり、予備知識のない人が見てもただの棒としか思わないだろう。さすが魔法使いの本場、英国製だけあって、このあたりの仕上げはなかなか上手い。

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