スカパー！HD、「TZ-WR320P」で「スカパー！ダビング」が可能に

[ITmedia]

　スカパー！JSATは5月16日、スカパー！HD用DVR「TZ-WR320P」に「スカパー！ダビング」機能を追加すると発表した。2011年夏をめどに衛星ダウンロードでアップデートを行う。

スカパー！HD用DVR「TZ-WR320P」

　昨年末に登場したTZ-WR320Pは、スカパー！HD初のHDD内蔵＆2番組同時録画に対応したレコーダーとして人気を集めた。しかし光学ドライブを備えておらず、スカパー！HD録画で録画先を外部レコーダーに指定した場合を除き、DVDやBlu-ray Discメディアに番組を残すことはできなかった。

　スカパー！ダビングでは、TZ-WR320Pの内蔵HDDに録画した番組についてもネットワーク内の対応機器に対してダビング（ムーブ／コピー）が可能になる。もちろんダビング先がBD/DVDレコーダーなら最終的にDVDやBDメディアに保存できる。

「スカパー！ダイビング」の機能イメージ

メーカー	対応機器
東芝	未定（今後ダウンロードで対応予定）
アイ・オー・データ機器	未定（今後ダウンロードで対応予定）
パナソニック	DMR-BWT3100、DMR-BWT2100、DMR-BWT1100、DMR-BW890、DMR-BW690、DMR-BZT900、DMR-DZT800、DMR-BZT700、DMR−BZT600、DMR−BWT500、DMR-BRT300
シャープ	未定（今後ダウンロードで対応予定）

5月16日現在。なお、表に記載された11機種はTZ-WR320Pからのダビングにのみ対応する予定

スカパー！HD録画（録画＋ダビング）のロゴマーク

　また、スカパー！ダビング対応の録画機器では、ダビング送信機能やダビング受信機能を使用した機器間ダビングも可能になるという。例えば従来のスカパー！HD対応チューナーから「スカパー！HD録画」でNASなどに録画した番組を、録画機器側の機能によってネットワークダビングが可能になるという。