　オーディオテクニカは5月20日、スマートフォン用イヤフォンなど5機種を発表した。いずれの製品も、基本操作が行えるコントローラーと通話用のコンデンサーマイクを搭載。また「ATH-C505」など500番台の機種には、ダスト部にステンレス製のメッシュを採用し、ハウジング内部にこもりがちな音を抜くことで音の輪郭を強調、低音に厚みを加えるという新設計の「ベースディメンションエキサイター」を採用している。6月17日より順次発売する。

スマートフォン用「ATH-C505iS」「ATH-CK400iS」

　「ATH-C505iS」「ATH-CK400iS」は、4極プラグ対応のスマートフォン用イヤフォン。いずれも6月17日発売予定で、価格はATH-C505iSが2520円、ATH-CK400iSは3150円。カラーバリエーションはブラック、ブルー、レッド、ホワイトを用意した。

「ATH-C505iS」（左）「ATH-CK400iS」（右）

　ATH-C505iSは、15ミリ径のダイナミック型ドライバーユニットを搭載し、構造にベースディメンションエキサイターを採用したオープンエアー型イヤフォン。出力音圧レベルは102dB、再生周波数は20～2万Hzでインピーダンスは16オームとなっている。コード長は1.2メートルで本体重量は約5グラム。コード巻取りホルダーを同梱（どうこん）する。

　一方のATH-CK400iSは、8.8ミリ径のダイナミック型ドライバーユニットを搭載したカナル型イヤフォン。出力音圧レベルは100dB、再生周波数は20～2万Hzでインピーダンスは16オームとなっている。コード長は1.2メートルで本体重量は約5グラム。コード巻取りホルダーのほか、XS、S、M、L、計4サイズのイヤーピースが付属する。

　両製品ともに、スマートフォンで着信応答／終話、音楽・動画再生／一時停止などの操作がボタン1つで可能なコントローラーを備えており、通話も可能なコンデンサーマイクを内蔵している。ただし、Xperia／Xperia Arcなど、一部機能制限、もしくは不適合の機種もあるため、購入の際は同社サイトの適合機種リストを参照してほしい。

Xperiaシリーズ用「ATH-C505XP」「ATH-CK400XP」

　NTTドコモのXperiaシリーズ対応となるのは「ATH-C505XP」「ATH-CK400XP」。6月17日発売予定でカラーバリエーションは、それぞれホワイトとブラックをラインアップしている。価格はATH-C505XPが2520円、ATH-CK400XPが3150円。

「ATH-C505XP」（左）「ATH-CK400XP」（右）

　ATH-C505XPは、15ミリ径のダイナミック型ドライバーユニットを搭載、新設計のベースディメンションエキサイターを採用したオープンエアー型イヤフォン。出力音圧レベルは102dBで再生周波数は20～2万Hz、インピーダンスは16オームとなっている。コード長は1.2メートルで本体重量は約5グラム。コード巻取りホルダーが付属する。

　いずれも、通話が可能なコンデンサーマイクを搭載、着信応答／終話、音楽・動画再生／一時停止などの操作がワンボタンで可能なコントローラーを装備している。ただし、Xperia（SO-01B）では、音楽・動画再生／一時停止といった操作には対応していない。