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オラソニック、薄型テレビに最適化した卵形スピーカーを発売横置き対応

» 2011年05月25日 13時59分 公開
[ITmedia]
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 東和電子は5月25日、“Olasonic”ブランド製品の第3弾となるテレビ用スピーカー「Olasonic TW-D7OPT」を発表した。6月10日に発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では1万8000円前後になる見込みだ。

テレビ用スピーカー「Olasonic TW-D7OPT」

 “Olasonic”第1弾のPC用スピーカー「TW-S7」、第2弾のウォークマン用ドックスピーカー「TW-D7WM」に続き、独自のスピーカーを採用した薄型テレビ向けの外付けスピーカーシステム。スピーカー自体はほかの製品と同じもので、音の回折が少なく定在波も発生しにくい卵形の形状とし、「人の声にちょうどいい」という6センチ径コーン型ユニットと低音を増強するパッシブラジエーターを備えている。

 入力端子は角形の光デジタルと3.5ミリミニジャックで、テレビからの入力信号を検知して自動的に電源をオン/オフする機能を備えている。内蔵アンプの出力はほかの製品と同じ10ワット+10ワットだが、小音量時に内蔵のキャパシターに充電しておき、大音量時に放電する独自の「SCDS」(Super Charged Drive System)により、システムとしての消費電力は常時3.5ワットと「豆電球並み」(同社)に抑えた。

 付属のシリコンゴム製インシュレーターは、床面への振動を遮断するだけではなく、スピーカー設置の自由度を高めるという。例えば大画面テレビなどで両サイドのスペースが狭い場合、スピーカーを横置きにしてテレビの前に設置可能。「横に設置すればスピーカーの高さは12センチほど。ほとんどのテレビで画面をジャマしない」(同社)。

横置きにすれば高さを抑えられる

側面に3.5ミリミニジャック、背面に角形の光デジタルを備えている

 付属のリモコンでは音量調節や入力切替、ミュートの操作が可能。またボタン1つで音量が増減するアッテネーター機能を備えているため、テレビ番組からCMに変わった際の急激な音量変化にもワンタッチで対応できる。

 外形寸法は、本体部が106(幅)×180(奥行き)×39(高さ)ミリ。スピーカーは108(幅)×108(奥行き)×141(高さ)ミリ。重量はセットで約1.2キログラムとなっている。なお、付属品としてリモコンやACアダプターにくわえ、光デジタルケーブルとステレオミニケーブル(各2メートル)が付属するため、別途ケーブルを購入する必要はない。

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