ITmedia NEWS >

シャープ、録画機能を強化した“ブルーレイ内蔵 LED AQUOS”R5シリーズBDXL、外付けHDD対応

» 2011年06月01日 17時56分 公開
[ITmedia]

 シャープは、液晶テレビ“ブルーレイ内蔵 LED AQUOS”R5シリーズ3機種を6月25日に発売する。いずれも価格はオープンプラスで、店頭では26V型の「LC-26R5」が12万円前後、32V型の「LC-32R5」が14万円前後、40V型の「LC-40R5」が18万円前後となる見込みだ。

「LC-26R5」(左)「LC-40R5」(右)。設置は付属のテーブルスタンドのほか、別売りの専用金具を使用して、壁掛け設置も可能だ

「LC-32R5」。32V型のみ、3種類のカラーバリエーションを用意した。左からブラック、ホワイト、レッドとなる

 3機種とも、地上/BS/CS110度デジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基搭載したBDドライブ一体型の液晶テレビ。LC-26R5およびLC-32R5はハイビジョン(1366×768ピクセル)、LC-40R5はフルハイビジョン(1920×1080ピクセル)に対応する。

 内蔵のBDドライブは、Blu-ray Discの大容量規格となる“BDXL”をサポートしており、1枚のディスクに最長約87時間の番組録画が可能。また、録画画質を簡単に設定できる「録画画質」や、見終わった番組をすぐに消去できる「録画消去」など、使用頻度の高い機能のボタンをリモコンへ配置した。加えて、視聴の際にディスクを挿入するだけで再生を開始する「一発再生」や、視聴画面をじゃますることなく録画番組を選択できる録画リストなど、操作性および使い勝手も考慮されている。

 さらに、USB接続の外付けHDDにも対応。内蔵BDレコーダーと外付けUSB HDDにそれぞれ違う番組を同時に録画したり、増設したHDD内の録画番組をBlu-ray Discへダビングしたりすることが可能になった。ディスク容量を節約できる「画質変換ダビング」や、外出中や就寝中などのテレビを使用しない時間を利用してダビングができる「ダビング予約」といった機能も搭載した。

 UV2A技術を採用した液晶パネルで高速応答と高いコントラスト比を実現。従来方式では難しかった“深く沈みこんだ黒”や“輝く白”といった細かい色表現ができる。さらにLEDバックライトとの組み合わせにより、同社の従来機種と比べ約36%の省エネが可能になったという(LC-26DV7との年間消費電力量の比較)。

 そのほか、インターネット接続にも対応しており、自宅のブロードバンド環境とリンクすることで、「YouTube」や「アクトビラ」、「TSUTAYA TV」といったWeb上の動画コンテンツなどを利用することが可能だ。

 インタフェースは、HDMI入力3系統(入力1のみARC対応)のほか、D5映像入力×1、ビデオ入力×1、アナログRGB入力×1、音声出力(ビデオ入力、音声出力端子兼用)×1、ヘッドフォン出力×1、デジタル光音声出力×1、i.LINK(TS)入力×1、USBポート×1、LAN(10BASE-T/100BASE-TX)×1などを備える。

 ディスプレイ部のサイズ/重量は、LC-26R5が65(幅)×42(高さ)×8.1(奥行き)センチ/約8.1キロ、LC-32R5は77.4(幅)×49.2(高さ)×8.0(奥行き)センチ/約10.5キロ、LC-40R5が96.1(幅)×60.5(高さ)×8.7(奥行き)センチ/約15.5キロ。ACコード(1.9メートル取付済)、テーブルスタンド(組み立て式)、ワイヤレスリモコン、B-CASカード、転倒防止用部品(取付済)が付属する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.