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» 2011年06月15日 23時31分 UPDATE

メガネもいろいろ:LG、偏光方式を採用した「CINEMA 3D」など液晶テレビ新製品 (1/2)

LGエレクトロニクス・ジャパンは、液晶テレビの新製品として、世界最薄をうたうハイエンドモデル“NANO FULL LED”および偏光方式を採用した“CINEMA 3D”の2シリーズを発売する。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 LGエレクトロニクス・ジャパンは6月15日、液晶テレビの新製品として、世界最薄をうたうハイエンドモデル“NANO FULL LED”「LZ9600」シリーズ2機種、および偏光方式を採用した3Dテレビ“CINEMA 3D”「LW5700」シリーズ3機種を発表した。いずれも6月下旬に発売する。価格はオープンプライス。

ts_cinema02.jpgts_cinema010.jpg “NANO FULL LED”「LZ9600」シリーズ(左)と製品戦略(右)

シリーズ CINEMA 3D「LW5700」シリーズ NANO FULL LED「LZ9600」シリーズ
型番 47LW5700 42LW5700 32LW5700 55LZ9600 47LZ9600
実売想定価格 23万円前後 18万円前後 15万円前後 33万円前後 29万円前後
発売時期 6月後半

薄さの秘密、NANO FULL LED「LZ9600」

 NANO FULL LEDシリーズは、直下型LEDバックライトを採用しながら、最も薄い部分で8.8ミリ(47V型)を可能にしたスタイリッシュモデル。フレーム部は幅も、わずか1.25センチとなっている。「われわれが目指すのは、テレビの本質的機能の向上。映像を楽しむとき、余計なものがなるべく目に入らないようにする」(同社)。

ts_cinema04.jpgts_cinema03.jpg スマートフォンと薄さを比較(左)。パネルモジュールの概要(右)

 薄くできた理由は、「ほとんどフィルム状の基板にLED素子を印刷したように並べ、ナノレベルの粒子を用いた反射パターンと遮光パターンフィルムで光の量をコントロールする」こと。反射パターンは、光源となるLED素子の付近は明るくなるため、光の反射率が徐々に変わるグラデーション加工を施している。光が強いLED素子近くでは反射を弱くして、逆に遠い部分は反射を強めることで光の均一さを確保するもが目的だ。これにより、最大288分割(55V型)の細かい部分制御(ローカルディミング)でダイナミックコントラスト1000万:1を実現しつつ、輝度のユニフォミティー(均一性)は99.9%を確保している。

 液晶パネルは4倍速駆動(240Hz)。バックライトLEDをエリアごとに点滅させる8倍速スキャンを組み合わせて動画表示性能を向上させる「TruMotion 480」を搭載した。

 USB HDDへの録画機能も搭載。地上/BS/CS110度対応デジタルチューナーを2基搭載しており、裏番組を視聴しながら外付けHDDに録画が行える(同時録画は1番組)。このほか、「アクトビラ」対応やHDMI CECを利用した「INFINIAリンク」といった機能も備えた。HDMI入力は3系統。ほかにD5、2系統のコンポジット、D-Sub 15ピンなどを備えている。

 なお、同シリーズには、その薄さを生かして壁掛け設置をするための専用金具が付属する。「設置はわずか3ステップ。壁に金具を設置し、パネルにフックを取り付けて“合体”させるだけでいい」(同社)。パネル部の重量は、47V型で11.5キログラム、55V型は16.1キログラムのため、壁にも相応の強度(補強)は求められるが、設置すると壁面から画面までの距離は約10センチという。

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