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パイオニア、Blu-ray 3Dも再生できるオールインワンサラウンドシステムDLNA1.5対応

» 2011年06月17日 14時34分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは、Blu-ray 3Dも再生可能な薄型レシーバーとスピーカーをセットにしたサラウンドシステム2モデルを7月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭では2.1chスピーカーセットの「HTZ-HW919BD」が8万円前後、5.1chスピーカーセットの「HTZ-616BD」が5万円前後となる見込みだ。

「HTZ-HW919BD」(左)「HTZ-616BD」(右)

 本体のレシーバー部は、Blu-ray 3Dに対応したBlu-ray Discプレーヤー、AVアンプ、FMチューナーの機能を一体化したもの。マルチチャンネルアンプの構成をのぞき、ほぼ共通の仕様となっている。

 プレーヤー部は、市販のBD/DVD/CDソフトの再生のほか、AVCHD/AVREC方式で録画したDVDの視聴が可能。CPRM(著作権保護技術)にも対応しているため、地上デジタル放送を録画したDVDの再生もできる。またサラウンドデコーダーはDolby TrueHD、DTS-HD Master Audio、Dolby Digital Plus」をサポートする。

 付属のクレードルを使用すれば、iPod/iPhone内の音楽や写真、動画を再生できるほか、USB端子およびPORTABLE IN端子より、USBメモリーや携帯電話プレーヤーに保存されたMP3などの音楽ファイルの再生ができる。

 そのほか、A2DPプロファイルのBluetooth接続にも対応しており、iPhone/iPodやスマートフォン、ポータブルオーディオプレーヤーなど、対応したデバイス内のオーディオファイルをワイヤレスで楽しめる(ビデオ再生は未対応)。また、LANケーブルでネットワーク接続することにより、PC内の音楽ライブラリやDLNA1.5に準拠したメディアサーバー内のWMA/MP3/MPEG-4/AAC/WAV形式のファイル再生もサポートする(地上波、BS、CSなどを録画した著作権保護コンテンツの再生は不可)。

 HDMI(1.4)入力は2系統、出力は1系統を装備。そのほか、光デジタル音声入力、アナログ音声入力、USBポート、映像出力、コンポーネント映像出力を各1系統備えている。本体サイズは430(幅)×64(高さ)×304(奥行き)ミリで、重量は3.4キロ。

各モデルのスピーカー構成

 HTZ-HW919BDは、同社独自の両面駆動HVT方式を採用。20ミリ径ソフトドームツイーター×4を搭載したスピーカー「SOUND WING」と、16ミリ径コーンユニットを搭載した縦/横置き両対応のサブウーファー1基による2.1チャンネル構成となっている。再生周波数は130Hz〜3万2000Hzでインピーダンスは4オーム。サイズは900(幅)×66(高さ)×93(奥行き)ミリで重量は1.6キロ。

 一方のHTZ-616BDは、6.6ミリ径のフルレンジユニットを搭載したフロント/サラウンドスピーカー4基とセンタースピーカー1基に加え、HTZ-HW919BDと同様のサブウーファー1基による5.1チャンネル構成となっている。フロント/サラウンドスピーカーの再生周波数は70〜2万Hzで、インピーダンスは4オーム。サイズは96(幅)×96(高さ)×85(奥行き)ミリで重量は0.4キロ。

 センタースピーカーの再生周波数は65〜2万Hzでインピーダンスは4オーム。サイズは300(幅)×87(高さ)×65(奥行き)ミリで重量は0.6キロ。

 また、両モデルに付属するサブウーファーの再生周波数は30〜1000Hz、インピーダンスは3オーム。サイズは130.5(幅)×420(高さ)×375(奥行き)ミリで重量は4.4キロ。

 いずれもiPod/iPhone接続用クレードルおよびリモコンが付属する。

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