トイレほどではないが、やはり廊下に使うにも明るすぎる。しかし色味は温かみがあり、天井の木目にもよく合う。
次は和室だ。白熱灯のほうは天井付近にペンダントの編み紐の影が浮き出ているのに対して、X16-WJには影は一切見られない。配光角もそれほど広いわけではなく、畳を見ると部屋の中央部に比べて周辺部が暗くなっているが、実際に部屋で過ごしているときは気にならない。ただし光源を直視するとかなりまぶしい。
フルーツについては白熱灯の場合はリンゴの横が影で黒く潰れているのに対して、X16-WJのほうは十分な明るさが確保されている。フルーツの色も白熱灯よりもむしろ鮮やかで、おいしそうに見える。
洋室についても白熱灯よりかなり明るく、まるで別の部屋のように違った雰囲気になる。壁を見ると白熱灯よりもわずかに黄色っぽさを感じさせるが、その分、床の木目が鮮やかに見える。この明るさならば読書も十分に楽しめるだろう。部屋のふんいきを変えたいケースにも使えるかもしれない。
最後に洋室に置いた上向きの間接照明ライトで調光器を使って比較してみよう。使用した調光器はルートロンの「Credenza TT-150NLH-JA-WH」というスライド式の調光器で、無段階で調光できるが、今回は4段階に分けて撮影した。
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