今回、比較に用いたのは、パナソニックのパルックボール スパイラル 60形(昼光色)「EFA15ED12」で、全光束730ルーメンというスペックだ。購入時の店頭価格は820円だった。
昼光色タイプの電球形蛍光灯が青みがかって見えるのに対して、LDA8N-Gは自然でさわやかな色合いで、壁も清潔そうに見える。
廊下の床のフローリングも電球形蛍光灯に比べて温かく見える。ドアの木目も落ち着いた雰囲気だ。
和室にも昼白色タイプのLDA8Nのほうが似合う感じだ。配光角はあまり広くはなく、テーブルの上は明るいものの、壁の明るさが足りないように見える。
フルーツの影がきつく出ているが、リンゴの赤がくっきりとした色合いで美味しそうに見える。フルーツの部分だけで見れば明るさは十分だ。
洋室の床も自然な感じで電球形蛍光灯よりも明るく見える。ただし上部の壁などは少し暗く、光の広がりが物足りない。ソファの上で読書をするならこの明るさでも十分だろう。
LDA8N-Gは自然でさわやかな色合いが魅力のお買い得モデルだ。コストパフォーマンスが高いのでLED電球の最初の1本としても最適だ。密閉形器具に使えないのが残念だが、それ以外であればさまざまなシチュエーションで使えるだろう。
不満は光の広がりがいまひとつなこと。トイレや廊下などで使う分には気にならないが、和室や洋室リビングを1本で広く照らすような使い方は少し苦手という感じだ。トイレや廊下だけでなく、洗面所や玄関などちょっとしたスペースに使うのに適しており、もし安く売っているのを見つけたらまとめ買いしておくといいかもしれない。安価な昼白色タイプを探している人にはおすすめの1本といえるだろう。
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