比較に使ったのはパナソニックの「パルックボール スパイラル 60形(昼光色)」で、全光束730ルーメンというスペックだ。
昼光色の電球形蛍光灯と比べると壁やタンクの白さが自然で、落ち着いた雰囲気に見える。明るさもこの広さなら十分だ。
電球形蛍光灯に比べると床のフローリングがずっと明るく見える。壁も白すぎず、自然でしっとりとした色合いだ。
和室では電球形蛍光灯に比べて少し暗めに見える。シェードの紐の模様が壁に影として映っており、少し重たい感じになっている。テーブルの上の明るさは十分だが、全体的にはもう少し明るさがほしい。
リンゴの影が少々強めに出ているが、色自体は自然な感じで、グレープフルーツやオレンジが美味しそうに見える。
床のフローリングとソファを見ると落ち着いた色合いだが、和室のときと同様に明るさが物足りない。とくに部屋の上部の壁が暗くなってしまっている。
LDA6N-Hは価格も安く手軽に買える1本で、トイレや廊下では十分な明るさが得られる。ただし広いリビングでは光の広がりがいまひとつで、周囲の壁などの明るさが物足りない感じだ。色合いは自然でフローリングにもよく合う。落ち着いた雰囲気が魅力で、昼白色のLEDライトとして十分な実力を持っている。
LDA6N-Hの登場によりパナソニックのLED電球は昼光色・昼白色・電球色と3種類の光色がそろったわけで、選択肢が広がった点はユーザーにとってうれしい。今後は全光束が高い上位モデルや配光角が広いタイプにも昼白色を追加して、さらなるラインアップの充実を期待したい。同時に、他社でも昼光色と昼白色の2種類から選べるようにしてもらいたいものである。
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