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ボーズ、音が広がるPC向けスピーカー「Companion 20」を発表サブウーファーは不要です

» 2011年07月26日 18時03分 公開
[ITmedia]

 BOSE(ボーズ)は7月26日、PC用のアクティブスピーカーシステム「Companion 20 multimedia speaker system」を発表した。新開発のドライバーとポートデザイン、回路設計などにより、サブウーファーの不要の低域再生と音の広がりを実現したという。価格は3万3600円で、7月28日に発売予定だ。カラーはシルバーのみ。

「Companion 20 multimedia speaker system」

 幅90ミリ、奥行き147ミリのコンパクトなキャビネットにフルレンジユニット1基を搭載。キャビネット内をうねるようにポートが配置され、背面にバスレフポートが設けられている。右側のスピーカーにステレオアンプを内蔵し、背面にはPCと接続するためのアナログピンジャックを用意。ドライバーのサイズやアンプの出力は非公開ながら、独自の回路設計やアンプと相まって、豊かな低音を再生できるという。

内部構造と背面のバスレフポート

 また独自技術の「TrueSpaceステレオ・デジタル・プロセッシング回路」は、PC画面の両サイドにスピーカーを設置している場合でも、その外側にステレオイメージを創出することで部屋中に音を広げる。「普段はニアフィールドで音楽を楽しんでいる人も、たまには部屋を音楽で満たしたいはず。Companion 20は両方に対応できる」(同社)。

 操作は円筒形の「コントロールポッド」で行う。黒い円周部がボリュームダイヤル、中央のシルバー部分がミュートボタンになっており、ミュートボタンの長押しで「オートスタンド」機能のオン/オフも可能だ。オンにすると、入力信号や音量最小レベルの状態が2時間続くと自動的にスタンバイに入る。

コントロールポッド。前面にイヤフォン出力とアナログピンジャック入力を装備

 コントロールポッドの前面にはイヤフォン出力とアナログピンジャック入力も装備。手持ちのポータブル音楽プレーヤーなどを手軽に接続できる。

 外形寸法は、スピーカーが90(幅)×220(高さ)×147(奥行き)ミリ。コントロールポッドが62.5(直径)×28.5(高さ)ミリ。重量は、アンプ内蔵の右側が1.13キロ、左は1.07キロ、コントロールポッドは160グラム。専用のACアダプターやオーディオ入力ケーブル(1.05メートル)が付属する。


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