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ソニー、“BRAVIA”向けに3D映像の体験チャンネルを開設なでしこの活躍を3Dで

» 2011年08月03日 14時58分 公開
[ITmedia]

 ソニーは8月3日、液晶テレビ“BRAVIA”の3D対応機種に向け、さまざまなジャンルの3D映像をダイジェストで配信する“3D体験チャンネル”「3D Experience」(3Dエクスペリエンス)をスタートした。「ブラビアネットチャンネル」の1チャンネルという位置づけで、8月3日現在は67タイトルを配信している。

「3D Experience」の画面イメージ

 サービス登録などの手続きは不要。対応機種のユーザーならブロードバンド回線にテレビを接続するだけで視聴できる。配信映像のビットレートなどは公表していないが、720pのフレームシーケンシャル方式を採用しており、実行速度12Mbps以上のインターネット接続環境なら問題なく視聴できるという。

写真は「FIFA 女子ワールドカップ 2011 ドイツ大会」決勝後のワンシーン。また、ソニーがBlu-ray 3D化を予定している(年内発売)「なでしこジャパン ドイツへの軌跡 3D」の予告編3本も視聴できる

 コンテンツは、映画、音楽、スポーツ、ドキュメンタリーなど幅広い。例えば「FIFA 女子ワールドカップ 2011 ドイツ大会 3Dダイジェスト映像」では、ソニーが独自に持ち込んだ3Dカメラによる初公開の映像も収録。1試合2分程度のダイジェスト版ながら、決勝のアメリカ戦で澤穂希選手が決めた同点弾をテレビ放送とは別アングルで見ることができるといった“見どころ”を用意した。一方、「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会」(男子)のオランダ戦(日本 v.s. オランダ)など、試合の前後半をすべて視聴できるコンテンツもある。

 このほか、TBS系列で放送中の「THE 世界遺産 3D GRAND TOUR スコータイ(タイ)ダイジェスト」や「旭山動物園 2010」などの自然映像、「バイオハザードIV アフターライフ」「オープン・シーズン」といった3D映画のダイジェスト版、「グランツーリスモ5」などPlayStation 3用3Dゲームソフトのデモ映像などもラインアップ。同社によると、今後も順次拡充していくという。

 対応機種は、現行のHX920/820/720、NX720、EX720/72Sシリーズの計16機種。また2010年発売のLX900/HX900/HX800シリーズ計8機種についても、9月上旬をめどに視聴可能になる予定だ。

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