日立では、8月下旬からApp Storeで無償配布を行うiOS用アプリ「Wooo Remote LITE for iPhone」「同 for iPad」をiPhoneやiPadに導入し、Woooと同じネットワークに接続すれば、無線リモコンとして利用できる。
Wooo Remote LITEでは、字幕や2画面機能、ダイレクトの入力切り替え(リモコンではトグル動作)といった赤外線リモコンでは直接操作できない機能も提供されるほか、手元の画面で録画番組一覧も確認できる。さらにWooo本体で利用できる「ワケ録」、ジャンル別のソートなども可能。ここから再生操作を行えば、Woooの画面で再生される仕組みだ。「録画番組の一覧をテレビに表示すると画面が消えてしまうが、iPadの画面ならじゃまにならない。iPadの解像度を生かして一覧性の高い情報表示が可能になった」(同社)。
また、有料アプリとしてiPad専用の「Wooo Remote for iPad」を年内に配信する予定だ。こちらはWooo Remote LITEの全機能に加え、手元のiPadに番組表を表示して裏番組の確認やWoooに対する録画予約を行うことができるという。料金は未定ながら、「数百円のレベル」と話していた。なお、Android版アプリの提供に関しても、「時期は未定だが、提供する方向で検討している」と話していた。
Woooシリーズは、室内の明るさを感知して画質を調節する自動画質調整機能「インテリジェント・オート高画質3」や消費電力を“見える化”する「エコ効果メーター」を搭載しているが、新製品ではさらに「人感節電センサー」を搭載。フロントパネルのセンサーでテレビ視聴中のうたた寝や離席を感知し、5分以上経過すると自動的に節電モードへ移行する仕組みだ。
節電モードは、映像を暗くするモードと消画するモードの2種類から選択可能で、節電モードに移行して30分が経過すると自動的にスタンバイ状態になる。また、録画番組を再生しているときに離席した場合には、録画番組の当該カ所にチャプターを自動的に付加しておき、節電モードが解除されるとそのシーンから再生を再開する「再生連携」機能も備えた。
液晶の「XP08シリーズ」では、新たに省エネ表示モード「センサーオートe」を採用。これは、明るい場面でバックライトの発光を抑えるという、まるでプラズマテレビのようなアプローチ。従来の「センサーオート」に比べて最大49%も消費電力をカットできるという。
そのほかの主な仕様は下表の通り。
シリーズ名 | GP08シリーズ(プラズマ) | XP08シリーズ | ||||
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型番 | P50-GP08 | P46-GP08 | P-42-GP08 | L42-XP08 | L37-XP08 | L32-XP08 |
画面解像度 | フルHD | 1366×768ピクセル | ||||
チューナー構成 | 地デジ×3、BS/CS110度×3 | |||||
内蔵HDD/iVポケット | 500Gバイト/○ | |||||
HDMI入力 | 4(ARC対応) | |||||
そのほか入出力端子 | D4入力、ビデオ入力×3(S端子×1)、光デジタル音声出力、LAN、SDカードスロットなど | |||||
実売想定価格 | 32万円前後 | 27万円前後 | 22万円前後 | 19万円前後 | 17万円前後 | 14万5000円前後 |
発売日 | 8月27日 | 9月10日 | ||||
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