インタビュー
» 2011年08月16日 14時07分 UPDATE

外付けHDDはどこまで使える? “ブルーレイディーガ”秋モデル詳報 (1/3)

パナソニック“ブルーレイディーガ”の2011年秋モデルは、外付けUSB HDDへの対応やマルチタスク性の向上など、大幅な進化を遂げた。開発担当者の説明を交えつつ、詳細を見ていこう。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 パナソニックが8月9日に発表した“ブルーレイディーガ”の2011年秋モデルは、外付けUSB HDDへの対応やマルチタスク性の向上など、大幅な進化を遂げた。アナログ停波によるデジタルレコーダー市場の拡大と将来のAVサーバー化を見越して開発した、ある意味で戦略的な製品といえるだろう。開発担当者の説明を交えつつ、詳細を見ていこう。

ts_diga9k01.jpgts_digaepg010.jpg 発表時の広報写真では分かりにくかったが、「DMR-BZT9000」はシルバーだった(左)。背面のUSBポート(右)

 まず録画に関する基本的な機能として、3系統の内蔵デジタルチューナーと「スカパー!HD録画」の組み合わせによる最大4番組の同時録画に対応している。AVCエンコーダーは2系統のままだが、3番めの番組を“後から変換”することで、HDD容量の節約が可能。ここまでは従来機種と同じだ。

 新機能の目玉といえるのが、冒頭で触れた外付けHDDへの対応。背面のUSBポートに同社製「DY-HD500」などUSBインタフェースの外付けHDDを接続するだけで録画容量を増やすことができる。外付けHDDは、8台まで登録が可能で、同時に接続できるのは1台まで。HDDへの直接録画や内蔵HDDからのダビングにも対応している。

 USB HDDに録画する場合、録画予約の設定で録画先を「USB」に指定すればいい。外付けUSB HDDに録画できるのは同時に1番組まで。複数の番組を同時に録画する際、録画先の1つとしてUSB HDDを指定することもできる。

ts_digaepg06.jpgts_digaepg05.jpg 番組予約時に録画先を「USB-HDD」に指定すれば外付けHDDに録画される(左)。録画番組の一覧には「USB」のタブが設けられ、シームレスにアクセスできる(右)

 制約としては、まずMPEG-4 AVCによる長時間モードで直接録画することができないこと。ただし、内蔵HDDに3番組同時録画するときと同様、録画終了後にUSB HDD内でAVCモードに変換できる。

 また、連続ドラマなどの毎週予約では録画先をUSB HDDに指定できるが、ディーガが持つ自動録画機能「新番組おまかせ録画」や「ディモーラ」のキーワード自動録画に関しては、録画先が内蔵HDDに限定されている。ここは少し残念な部分だ。

 録画番組一覧画面では、タブを切り替えるだけでUSB HDD内の録画一覧が表示できるといった柔軟性もあり、使い勝手はかなり良さそう。「単にHDDを増設できるだけではなく、使い勝手の良さも追求した。中でも録画番組一覧では左側のタブに切り替えるだけでUSB HDD内の番組を一覧できるため、シームレスで使いやすい」(同社)。

 ほかにも、USB HDD内に保存している番組もDLNAでネットワーク配信ができたり、USB HDDへの録画中(内蔵HDDからUSB HDDへのダビング中を含め)でもBDビデオの再生が可能になるなど、実使用時の制約はかなり少ないといえる。

USB HDDの使い方 可否(注釈)
USB HDDへの直接録画 ○(スカパー!HD録画は×、同時録画は1番組まで)
長時間モードによる直接録画 ×(後からUSB HDD内で変換可能)
USB外付けHDDに自動録画 △(毎週録画は○、ディモーラや新番組おまかせ録画は×)
USB外付けHDDに録画中のBD再生
USB外付けHDD→内蔵HDDへのダビング
内蔵HDD→USB外付けHDDへのダビング ○(ダビング中のBD再生は×)
USB外付けHDDからのDLNA配信
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