“AQUOS”のスマート技術でテレビの未来に触れる(L5編)賢いテレビを使ってみよう!(2/2 ページ)

» 2011年08月29日 10時00分 公開
[浅井研二,PR/ITmedia]
PR
前のページへ 1|2       

一目瞭然、動画で確認する「スマートファミリンク」の利便性

 このように、L5シリーズは単体としてもテレビを楽しむための充実したスマート機能を装備しているのだが、シャープのスマートフォン「AQUOS PHONE」と組み合わせれば、さらに便利な使い方が可能になる。それを実現するのが「スマートファミリンク」だ。スマートファミリンクとはDLNAに準拠した機器連携サービスであり、HDMI接続での機器コントロールを可能にしたファミリンクと同様、ネットワーク接続で映像・音声伝送や機器の相互コントロールを行えるようにしてくれる。

 スマートファミリンクでは、L5シリーズとそのユーザーの手元にあるAQUOS PHONEとを連携させることにより、多様な機能の実現を試みているが、なかでもテレビ視聴の利便性を劇的に高めてくれる機能として注目したいのは「音声検索」だ。スマートファミリンクのコントロール要素を活用したアプリ「AQUOSリモート」を使うと、AQUOS PHONEをL5シリーズのリモコン(赤外線ではなくWiFi)にしてしまうことができ、「番組表」「録画タイトル」「インターネット」「VODタイトル」の検索時にもAQUOS PHONE側でのキーワード入力が可能となる。しかも、このアプリにはGoogleの音声検索が採用されているため、文字入力だけではなく、芸能人の名前を発声して番組表上で出演番組を検索するといったことが行えるのだ。

 もちろん、検索だけではなく、AQUOSリモートは純粋にテレビのリモコンとしても利用できる。ただし、通常のテレビのリモコンのように、多数の機能ボタンがずらりと並んだ格好ではない。基本的となる操作パネルには「十字ボタン」もしくは「フリック」によるカーソル操作のほかは、「d(データ)」「終了」「戻る」、そして、「青」「赤」「緑」「黄」のカラーボタンが並ぶのみ。また、選局パネルも「上下選局」では上下ボタン、「数字選局」では数字ボタンと、「地上」「BS」「CS」、そして「番組表」が用意されているのみだ。

 ただ、これだけしかなくて困ってしまうということはなく、「かんたんナビ」に「インターネットを使う」「テレビ設定」といったメニューが用意され、さまざまな機能や設定を分かりやすく呼び出せる。しかも、その際には操作の流れに沿って、適切な操作パネルに自動的に切り替えてくれるという、ユーザーフレンドリーな操作を提供している。

「AQUOSリモート」の画面。ひとつひとつの画面はシンプルに構成されているが、その機能は豊富だ。説明書を手元の画面で参照できたり、音声認識で検索ワードを手軽に入力できるといったユーザビリティーの高さにも注目したい

家族で話題を共有できる

 もう1つのアプリは、ズバリそのままの名称を冠した「スマートファミリンク」だ。AQUOS PHONEで撮影した写真や動画、保存されている音楽などをL5シリーズで視聴するための「AQUOSで楽しむ」、そして、AQUOSブルーレイで録画したテレビ番組をAQUOS PHONEで視聴するための「AQUOS PHONEで楽しむ」という2つのメニューが用意されている。前者は手裏剣操作とも呼ばれる画面上のフリックで、写真をテレビへと簡単に“飛ばせる”点が最大の特長となっており、AQUOS PHONE内のコンテンツファイルを家族で一緒に楽しむといった際に大いに活躍してくれる。


 ただ、後者の「AQUOS PHONEで楽しむ」にはピンとこないという方もいらっしゃるかもしれない。「何らかの事情で、別の部屋で録画済み番組を視聴しなければならないときに便利」と言ってもいいのだが、実際には機会としてはあまり多いとは思えない。そもそも、目の前にテレビがある際には、まったく利用価値がない機能にすぎないのだろうか。実はそうとも言えない。AQUOS PHONEを“サブ画面付きのコントローラー”として活用することで、テレビ視聴時の利便性をより高められるからだ。

 実際、見ている番組に少し飽きてしまい、「このまま見続けるかどうしようか。録画済み番組の一覧を見て考えるか」などと、レコーダー内の録画済み番組を探そうとしたら、当然のごとく、放送中番組の映像は見られなくなり、不条理だが何か寂しい思いに陥ってしまうことはある。あるいは「この番組が終わったら、もう面白い番組は放送してないな。CM中に録画済み番組を確認するか」といったシーンもしかり。

 もう少し分かりやすい例を挙げるとすれば、接客用に録画済み番組を再生しているときなどは、客と一緒に番組を観賞し、終わったり飽きたらいったん録画済み番組一覧に戻って一緒に探すのもいいが、もしも客に番組を見せながら、自分はあくまでもナビゲーターとして次に見せたい番組を探すというアクションを同時に実行できれば効率的ではなかろうか。

 もちろん、このような例は特殊かもしれないが、テレビを「ながら見」しながら、まったく別の作業をすることがあるように、テレビを「ながら見」しながら、次にテレビで何を楽しむか。そのアクションをスマートフォンというサブ画面で行えれば、それはなかなかスマートな使い方だと思うのだ。

 次回はAV評論家・折原一也氏にバトンタッチ。“壁掛け”設置など多彩な楽しみ方を提案するフリースタイルAQUOS「F5シリーズ」を検証しよう。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:シャープ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年9月11日