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世界初、声で操るエアコンを東芝が発売大正解?

» 2011年09月12日 21時21分 公開
[ITmedia]

 東芝ホームアプライアンスは9月12日、世界初の音声認識機能付きエアコン“大清快VOiCE”「NDRシリーズ」を発表した。11月上旬に6畳用から23畳用までの9機種を発売する。

“大清快VOiCE”。室内機のカラーは「プレシャスホワイト」と「プレシャスシャンパン」の2色

 東芝お得意のデュアルコンプレッサーをはじめ、ピコイオン空清、自動お掃除機能を搭載した最新エアコン。デュアルコンプレッサーは、シリンダーを扁平化して漏れ損失と摺動損失を低減した新タイプになった。

 大きな特長が音声認識機能。付属のボイスコントローラで音声を認識し、赤外線通信で室内機に指示を出す仕組みだ。音声認識回路には、あらかじめ「暖房」「停止」「おやすみ」「暑い」といった21種類(26個)のキーワードが登録されており、声に反応して自動運転を行う。例えば、冷房中に「節電」と声をかけると、メロディーとともに「節電冷房28度、自動風で運転します」という合成音声が流れ、節電運転に移行する。

ボイスコントローラと動作イメージ

 マイクとスピーカーを内蔵するボイスコントローラは、スタートボタンとステータスランプだけのシンプルな外観。音声認識を開始するときは、スタートボタンを押すか、拍手やノックなどのハンドクラップ(3回手をたたくなど)で反応するという。なお、ボイスコントローラはエアコンのみならず、東芝の液晶テレビ“REGZA”シリーズやワイヤレスリモコン機能付きLED照明器具のオン/オフも可能になっている。

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