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CAVジャパン、新ヘッドフォンブランド「SOUL by Ludacris」を国内展開極太&きしめん?

» 2011年10月20日 17時40分 公開
[ITmedia]

 CAVジャパンは10月20日、米Signeo Internationalの新しいヘッドフォンブランド「SOUL by Ludacris」(ソウル バイ リュダクリス)を国内展開すると発表した。フラグシップモデル「SL300」など5機種8モデルを12月初旬に発売する。

Chris Ludacris氏

 グラミー賞の最優秀ラップ・アルバムおよび最優秀ラップソングを受賞したHIPHOPアーティスト、Chris Ludacris氏監修による新ブランド。1月の「International CES 2011」で発表され、春以降に米国や香港、シンガポールなどで発売され、7カ月間で20万台超を販売しているという。

 ラインアップは、オーバーヘッド型が3モデル、カナル型イヤフォンが2モデル。ドライバーなどのスペックはすべて非公開になっているが、いずれも音の傾向は共通している。「製品の特長を一言でいうと“太”。中高音域を犠牲にすることなく、タイトで強烈な低音表現を実現した。とくにヒップホップやR&B、テクノなどビートのきいた音楽ジャンルで重厚なサウンドを提供する」(同社)。

 フラグシップの「SL300」は、DJなどプロユースを想定したもので、左右のイヤーカップにイルミネーションを搭載。ゴールドカラーも用意するなど、とにかく目立つ仕様だ。また新製品の中で唯一ノイズキャンセリング機能を有したモデルでもある。価格はオープンプライスで、店頭では3万円台半ばになる見込みだ。

「SL300」のホワイト。ノイズキャンセリング機能を備えており、電池が切れたときはスイッチでパッシブモードへ切り替えも可能。本体は折りたたんで持ち運ぶことができる。さらにイルミネーション機能も搭載

「SL300」のゴールド。これはなかなかのインパクト

 同じくプロユースを想定したオンイヤー型「SL150」は、ブラックとホワイトの2種類。実売価格は2万円台半ばになる見込みだ。また軽量で耐久性に優れたスポーティーモデルという「SL100」は、ブラックとレッドの2色を用意した。店頭価格は2万円前後になると予想される。

「SL150」のホワイト

「SL100」のレッド

 一方のカナル型イヤフォンは、「おそらく、市場でもっとも野太い音がする」(同社)という高級インナー型の「SL99」とエントリーモデル「SL49」の2種類をラインアップ。いずれもiPhone/iPodリモコン付きで、“太い音”と平たいケーブルが特長だ。「きしめんケーブルとケーブルマネージャーで絡みにくく、取り扱いが容易」という。実売想定価格は、SL99が1万円台半ば、SL49は1万円前後。

「SL99」は、「おそらく、市場でもっとも野太い音がする」(同社)という高級インナー型

エントリーモデルの「SL49」

左からiPhone/iPodリモコン、ケーブルマネージャー、L字型プラグ

 CAVジャパンでは、DJやヒップホップ愛好者、ダンサーなどが最初のターゲットになると話している。なお、明日から東京・秋葉原で開催される「オーディオ&ホームシアター展 TOKYO」や「秋のヘッドフォン祭り」では、ブース内に視聴スペースを設けるという。

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