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» 2011年11月09日 14時12分 UPDATE

スケスケです:いつでもどこでも大画面、エプソンがHMD「MOVERIO」を発表

エプソンは、世界初のシースルーモバイルビューアー“MOVERIO”(モベリオ)「BT-100」を発表した。20メートル先に320インチの大画面がある感覚で映像を視聴できるヘッドマウントディスプレイだ。

[ITmedia]

 エプソンは11月9日、世界初のシースルーモバイルビューアー“MOVERIO”(モベリオ)「BT-100」を発表した。20メートル先に320インチの大画面がある感覚を味わえるヘッドマウントディスプレイ。しかもメガネ部分がシースルーになっている。11月25日に発売予定で、価格はオープンプライス。エプソンダイレクトショップの直販価格は5万9980円。

ts_epson01.jpg Epson Nakajima Racingのレースクイーン、山田美菜子さん(左)と丸山えりさん(右)。丸山さんは、「レースクイーンオブザイヤー10-11」を受賞している

 MOVERIOは、Android 2.2と無線LANを内蔵したコントローラー、およびヘッドマウントディスプレイの2ピースで構成される。手元のコントローラーを操作しながら、映像やWebコンテンツの閲覧が可能。HDMIなどの外部映像入力端子は持っていないため、1Gバイトの内蔵メモリやMicro SDカードにあらかじめ保存した動画ファイル、あるいはネット経由で取得したコンテンツを視聴する使い方がメインになる。なお、Android Marketへの接続はサポートしていない。

ts_epson02.jpgts_epson03.jpg ヘッドマウントディスプレイとコントローラー

ts_moverio06.jpgts_moverio07.jpg 0.52型の高温ポリシリコンTFT液晶パネルを両サイドに配置し、導光板と投写レンズによって眼前に映像を映し出す

 ヘッドマウントディスプレイは、0.52型の高温ポリシリコンTFT液晶パネルを両サイドに搭載し、導光板と投写レンズによって眼前に画面を映し出す仕組み。解像度はそれぞれ960×540ピクセルで、画角は約23度。左右独立の画面を生かしてクロストークのない3D表示も可能。サイド・バイ・サイド形式の3D動画ファイルを単体で再生できる。再生可能なフォーマットは、MPEG-4、H.264、AAC、MP3などで、内蔵バッテリーにより約6時間の連続駆動が可能だ。

ts_moverio02.jpgts_moverio03.jpgts_moverio04.jpg ヘッドマウントディスプレイ部。イヤフォンは着脱式の。標準のイヤフォンを外し、手持ちのイヤフォンをコントローラーのイヤフォンジャックに接続して使うこともできる。ただし、HMDがあるのでオーバーヘッド型のヘッドフォンを併用するのは難しい(中)。ディスプレイ部の内側にメガネフックを取り付けたところ。メガネの幅が147ミリ以内であれば、“メガネ・オン・メガネ”で利用できる(右)

ts_moverio010.jpgts_moverio011.jpgts_moverio012.jpg コントローラーにはトラックパッドと方向/決定キー、2D/3D切替スイッチなどを搭載した。側面にmicro SDカードスロット、Micro-USBコネクター、ステレオミニジャックなどを装備

 ユニークなのは、やはりサングラス型のディスプレイそのものがシースルーになっている点だろう。映像を見ながら周囲を状況を確認できるため、「例えば新幹線で移動中に視聴していても、駅を見逃してしまうことがない。また外部からは視聴中の映像が見えないので公共の場でも安心して使用できる」(同社)。またシースルー化により、遠くを見れば見るほど錯覚によって画面が大きく感じる点も面白い。例えば5メートル先の壁をバックにしたら80型相当、20メートル先のビルをバックにすると320型相当に感じるという。実際に見ると、ビルの壁面に巨大なディスプレイが設けられているように感じる。

ts_epson021.jpgts_epson022.jpg HMD越しに風景が見える(左)。専用GUIも装備(右)

 外形寸法は、ヘッドセットが205(幅)×178(奥行き)×47(高さ)ミリで重量は240グラム。一方のコントローラー部は、67(幅)×107(高さ)×19(厚さ)ミリ、165グラム。1.4メートルのUSBケーブル、メガネフック、4GバイトのmicroSDカード、交換用パッド、ACアダプターなどが付属する。

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