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ストレス解消に“エア卓球”はいかが? ハピネット「卓球ハイテンション」橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

» 2011年12月19日 17時10分 公開
[ITmedia]
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 温泉宿などに行くと、ついついやりたくなってしまう卓球。しかしワタクシのように腕前が下手だと、返しそこなったボールを拾いに行くたびに中断されてけっこうストレスが溜まる。たまにラリーが続いたときはラケットにボールが「カコッ」と当たる音が気持ちよくて、その状態がいつまでも続いてほしいと思うが、なかなかそううまくはいかない。

 そんな卓球における「気持ちよさ」をバーチャル体験できるのが、今回紹介する「卓球ハイテンション」だ。パッと見はふつうの卓球用ラケットに見えるが、実は内部に振動センサーを搭載しており、振ったときの振動に反応して返球サウンドが鳴るという、今までにないオモチャなのだ。

なんともハイテンションなパッケージ(左)。ラケット本体はオーソドックスな配色。素材は樹脂製だ(右)

 返球音は鳴るものの実際にピンポン球を打ち返すわけではないので、空振りすることもないし打ち返した球が変な方向に飛んでいくこともない。球拾いなどの面倒な行為を一切する必要がなく、卓球の気持ちよさにひたすら酔いしれることができるのだ。これは買うしかないと、見た瞬間に購入を即決してしまった。

 価格は標準価格が2079円のところ、Amazon.co.jpで送料込み1288円だった。この製品には本当の卓球用ラケットと同じように「ペンタイプ」と「シェイクハンドタイプ」の2種類が用意されているが、ワタクシが見たときは両タイプで価格が異なっていた。ペンタイプのほうが安く、自分もこのタイプのほうが好きだったので今回はペンタイプを選んだ。

4段階の卓球音に合わせてしっかりスイング

 カラーは、グリップ部がベージュでラバー部が赤という組み合わせの1種類しか用意されていないが、このオーソドックスな配色には好感が持てる。ただしラバー部もグリップ部もゴムや木材ではなく樹脂製となっている。

 大きさはふつうの卓球用ラケットとほぼ同じで、電池は単四形2本をグリップ部に収納する。グリップの先にはストラップが付いており、遊ぶときはストラップを手首に付けて持つ。振り回して遊ぶものだけに誤って放り投げてしまう危険性もあるので、ストラップは必ず使うように注意しよう。

乾電池はグリップ部に収納する(左)。電源スイッチは背面の根元にある(右)

 ラケットの表側にはモードチェンジを行うための丸いモードセレクトボタンと、スマッシュを決めるときに押すスマッシュボタンを搭載している。裏側には電源スイッチとスピーカー穴を搭載。電源を入れると「卓球ハイテンション!」と音声が流れるのだが、音量はけっこう大きい。音量調整はできないので、夜中にやるとちょっとうるさく感じるかもしれない。

 説明書によると、ラケットをスイングするときは卓球のスイングをイメージして身体の横から前にしっかりとラケットを振るように書いてある。スイングが速すぎたりゆっくりすぎたりすると、内部のセンサーが読み取れず、反応しないこともあるという。

 ラリーのときにスピーカーから聞こえる返球サウンドは、

(1)プレイヤーがボールを打つ音

(2)相手のコートでバウンドする音

(3)相手がボールを打つ音

(4)自分のコートでバウンドする音



の4段階で、(1)〜(4)を繰り返すことでラリーが続く。長い時間ラリーを続けるためには、リズムをうまく合わせる必要がある。

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