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「REGZA Tablet AT700」検証──REGZA連携と極薄ボディが美しい10.1型Androidタブタブレット+AV利用シーンの1つのカタチ(2/3 ページ)

» 2011年12月29日 10時00分 公開
[岩城俊介(撮影:矢野渉),ITmedia]
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軽いボディと相まって、操作感もスルスル軽快

photophoto 横位置でホーム画面とブラウザでWebサイトを表示。ちなみに、スクリーンキャプチャーはAndroidソフトウェアキーの「戻る」+「ホーム」の同時押しで行える
photophotophoto 縦位置でホーム画面とWebサイトを表示。スライド(スクロール)/ピンチ(拡大/縮小)操作など、一般的に使う操作でもたつきや違和感はほぼなかった

 Androidタブレットとしての基本的な動作感は、なかなか機敏ですこぶる軽快だ。ブラウザの基本レンダリング/拡大/縮小/スクロール操作は違和感なくスルスル動き、画面回転動作もほとんどの場合でパッと切り替わる。映像データも、ディスプレイと同解像度となる1280×720ドットで4MbpsのMPEG-4 AVC/H.264(H.264+AAC)ファイルのシーク動作含めてごく普通に再生できた。

 ネットワーク機能について、本機は無線LAN通信で映像をネットワーク再生する使い方を強く訴求するだけに、電波干渉の影響で通信速度の低下や安定して通信しにくくなる可能性のある2.4GHz帯に加えて、5GHz帯無線LANにも対応してほしかった。iPadシリーズや他Androidタブレットなど、タブレットには5GHz帯無線LAN対応とするモデルがあるだけに、少し残念だ。

photophotophoto 背面に500万画素のアウトカメラを備える。スナップ程度ならそこそこ使える…印象。「ギャラリー」アプリでスライドショー再生なども可能だ
photophotophoto 東芝はユーザー利活用シーンを提案するサービスの取り組み「東芝プレイス」も積極展開する。ユーザーサポートやアクセサリ販売、オンラインショッピングのほか、電子書籍・電子コミック販売コーナー「ブックプレイス」(BookLive!連携)、音楽ダウンロード販売コーナー「ミュージックプレイス」(オンキヨーエンターテイメントテクノロジー連携)などを用意する。特に軽量で携帯しやすいAT700では、eBookコンテンツを楽しむ使い方にも適している
photophoto 「ブックプレイスリーダー」で表示。ブックプレイスは、総合電子書籍ストア「BookLive!」と連携したサービスで、PC+タブレットなど複数の機器でコンテンツを共有できる。BookLive!利用者はIDの連携も可能
photo 電子書籍なので、文字組みの方向、文字サイズの拡大、背景色/文字色の変更なども容易だ
photophoto AT700は「音声読み上げ」にも対応。テキストデータの解析と、音声データの生成を自動的に行う仕組みで、音声読み上げに対応するeBook作品で読み上げ機能を利用できる。小説など、混雑する電車内で利用すると意外に便利そうだ
photophotophoto 日本語入力システムは「FSKAREN」を採用する。日本語/英単語の予測変換をサポートする
photophotophoto 手書き認識入力やテンキー入力にも切り替えられる
photophotophoto Android端末の総合ベンチマークテスト「Quadrant Professional 1.1.7」の参考テスト結果とシステム情報。ただ、今回の評価機ではProfessionalもStandard EditionもCPUテストでフリーズ・再起動してしまい、総合スコアを出せなかった。ちなみに“AT200”は本機AT700の海外市場向けモデルの名称だ

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