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» 2012年01月12日 14時50分 UPDATE

2012 International CES:20V型4Kパネルが人気、スマートテレビも注目のパナソニック

液晶とプラズマという2つのパネル技術を抱えるパナソニックでは、テレビ向けに「Neo Plasma」と「IPS LED」の2つのパネルをプッシュ。目玉は、20.4インチの「4K2K IPS Alpha」だ。

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

 米ラスベガスで開催されている「2012 International CES」の会場から、パナソニックブースの模様をお届けしよう。パナソニックの展示内容は、テレビなどのホームエンターテイメント、「LUMIX」等のデジタル家電、エコロジー関連と3つのテーマに大きく分かれている。今年の同社ブースでは、会場レイアウトの関係でエリアが2つに分割されており、1つがエコロジーとデジタル家電、もう1つはホームエンターテイメントという割り当て。今回は、ホームエンターテイメントの展示を中心に紹介していこう。

ts_panaexb01.jpgts_panaexb02.jpgts_panaexb03.jpg 今年のCESでのパナソニックブースは、例年とほぼ同じ位置にあるものの、ブース内に大きな段差のある少々トリッキーな展示方式になっていた。下段がテレビ関連、上段がLumixとエコ関連の展示とテーマが分かれており、前者はスマートTV機能の「Smart VIERA」をプッシュする内容となっている

 液晶とプラズマという2つのパネル技術を抱えるパナソニックでは、テレビ向けに「Neo Plasma」と「IPS LED」の2つのパネルをプッシュする展示構成を採った。さらに3Dや残像処理/スムージング技術、メタルフレームを採用した新デザインなど、パネル種別に加えて各種の技術展示が行われている。

ts_panaexb04.jpgts_panaexb05.jpgts_panaexb06.jpg テレビ用パネルとしてはNeo PlasmaとIPS LEDの2つをプッシュ。メタルフレームの採用など、エッジの少ない大画面テレビデザインが多い

 また目玉としては、先日発表されたばかりの20.4型の「4K2K IPS Alpha」(IPS α)を用いた高解像度映像デモも一般展示されていた。これらは暗室を使った専用のデモルームの形態で展示が行われており、コーナー入り口には大行列ができるほどの人気だ。

ts_panaexb07.jpgts_panaexb08.jpgts_panaexb09.jpg 暗室を使った体験コーナーでは、Neo Plasma、IPS LED、そして先日発表されたばかりの20インチパネルの4K2K IPS Alphaパネルの展示が行われていた。展示機の解像度は3840×2160ピクセルで、1インチあたり216画素(216ppi)と、4Kパネルでは世界最高の精細度。小型だが、非常に微細な表現力が見て取れる

 このほかホームエンターテイメントのコーナーでは、「Smart VIERA」と呼ばれるスマートテレビ機能にフォーカスした展示が大きな面積を占めていた。映像コンテンツ配信やゲームアプリ、SkypeやNetflixといったアプリ経由でのインターネット接続サービス、MySpaceなど、アプリやテーマごとに特設コーナーを設けてデモが行われている。ここの展示内容は昨年秋にドイツで開催された「IFA 2011」のパナソニックブースをほぼ踏襲しており、中心部にはTVパネルと多数のアプリアイコンを配置したオブジェクトが設置されていたほか、ホームランナーとTVを接続しての健康管理サービスのデモなど、筆者には比較的見覚えのある展示内容で固められていた。

ts_panaexb010.jpgts_panaexb011.jpg Smart VIERAのコーナーでは、映像コンテンツやゲームアプリ、Skype等のネットワークサービス、そしてMySpaceなど、VIERA Connectを使ったさまざまな体験コーナーを設置。VIERA Connectの各サービスを利用するためのオプション品も多数展示されていた

 またSmart VIERAコーナーの一角では、リモコンのカーソル操作部をタッチパネルにした「VIERA Touch Pad Controller」や、汎用スマートフォン/タブレットにアプリを導入して無線リモコン化する「VIERA Remote App Ver 2.0」などが紹介されていた。スマートTVの展示が多かったIFA 2011では、こうしたスマートフォン/タブレットとTVとの連携に関する展示が多数行われており、デバイス間でのコンテンツ転送や、スマートフォン/タブレットをリモコン化しての操作デモも紹介されていた。今回のCESでは、それが「VIERA Connect」や「VIERA Remote App」の形で、改めてアピールされたことになる。スマートテレビのコンセプトは、今後数年のTV業界のテーマの1つになりそうだ。

ts_panaexb012.jpgts_panaexb014.jpg スマートTVにおける難点の1つは、操作系統が複雑になること。ボタンが多数配置されたリモコンの使い勝手の悪さはユーザーの誰しもが感じるところだ。このためパナソニックでは、カーソル操作部がタッチパネルになった「VIERA Touch Pad Controller」や、汎用スマートフォン/タブレットにアプリを導入してコントローラ化する「VIERA Remote App Ver 2.0」などが紹介されている

ts_panaexb013.jpgts_panaexb015.jpg 汎用スマートフォン/タブレットにアプリを導入してコントローラー化する「VIERA Remote App Ver 2.0」(左)。用途に応じたスクリーンサイズや端末機能別にソリューションを提示。VIERA Connectを使い、複数のテレビで1つのコンテンツを共有する仕組みなども紹介されていた(右)

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