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「もっとTV」にWi-Fi Direct、新機能満載の“ブルーレイディーガ”登場天板にチー!(3/3 ページ)

» 2012年02月07日 14時43分 公開
[ITmedia]
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スマートなネット対応機能

 同日リリースの「スマートビエラ」同様、ネットワーク関連の機能が大幅に拡充されたこともトピックだ。「ビエラ・コネクト」をサポートし、アプリの追加によって「幅広いジャンルのエンターテイメントや生活に役立つ“スマートAVライフ”を楽しめる」(同社)。

 VODでは4月2日にスタートする“民放VOD”こと「もっとTV(テレビ)」をサポートしており、テレビ番組を視聴中にリモコンの専用ボタンを押すと、各放送局が提供しているVODサービスから過去放送分など関連動画のリストが並ぶ。いわゆる“見逃し視聴”が可能になる。

リモコンに「もっとTV」ボタン

 写真共有サービス「PicMate」では、新たにMP4動画の共有が可能になった。今回から「動くアルバムメーカー」で作成したアルバムをMP4動画に変換可能になったため、思い出のオリジナルアルバムを対応するDIGA同士で共有できるという。

 「シンプルWi-Fi」は、Wi-Fi Alianceが2010年秋に策定した「Wi-Fi Direct」を活用し、無線アクセスポイントがない環境でも同社製ワンセグテレビなど対応プレーヤー機器(DLNAクライアント)とピア・ツー・ピア接続を可能にするというもの。伝送路のセキュリティはWPAで確保しつつ、Bluetooth接続のような手軽さが特長だ。クライアントからは通常のインフラストラクチャモードの無線ルータのように見えるため、互換性の問題もないという。

 DLNA使用時のマルチタスク性も向上し、利用上の制約が少なくなった。例えば、BDビデオを再生しながら3番組同時録画(DRモード)していても、ほかの部屋で録画番組を楽しめるという。また放送中の番組をリアルタイム転送する「放送転送機能」も進化。3チューナー搭載モデルは、2番組までの同時録画中でもリアルタイムの放送を転送できる。

 「家じゅう録画一覧」は、複数台のDIGAを利用しているヘビーユーザーに便利な機能だ。「録画一覧」から「家じゅう」タブを選択すると、ローカルHDDの録画番組はもちろん、家の中(同一ネットワーク内)にあるDIGAで録画した番組も一覧表示される。DLNAのクライアント(プレーヤー)機能も持っているため、内蔵HDDのような感覚で再生できるという。なお、家じゅう録画一覧でに対応するDIGA、2008年秋以降に発売されたDLNAサーバ対応機となっている。

「家じゅう録画一覧」の概要

 このほか、3D再生時に奥行き感を調節できる「3D奥行きコントローラー」、マルチレイヤー2D→3D変換、超解像アップコンバートなど多彩な機能を搭載した新DIGA。6機種とも2月20日に発売する予定だ。

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