もっとTVは、ビエラ・コネクトの1アプリとして提供される。ビエラ・コネクトは、同社がAV機器向けに提供しているクラウドサービスで、VODや生活情報、ゲームなど43のアプリが公開中(2月7日現在)。好みのアプリをダウンロードして、テレビに機能を追加できる仕組みだ。
ビエラ・コネクト対応のテレビは、ディーガでおなじみのUniPhier(ユニフィエ)システムLSIを搭載しており、メニュー画面にアプリを好きなだけ追加しても「動作のサクサク感は変わらない」(同社)。画面上ではアプリアイコンの表示順などの変更が可能。テレビを自分好みにカスタマイズできる。
一方、プレイスシフトを可能にする機能が、DLNA/DTCP-IPを使った「お部屋ジャンプリンク」だ。今回のスマートビエラは、5シリーズすべてがサーバとクライアントの両方に対応し、USB外付けHDDに録画した番組を配信できるようになった。またフラグシップの「VT5シリーズ」に限り、ディーガと同様にリアルタイムの解像度変換を行いながらの送出が可能で、スマートフォン(NTTドコモのP-02D)やお風呂テレビなどもクライアントとして利用できる。クライアント側が、ビエラの2012年モデルならチャプタースキップやレジューム再生も可能だ。さらにVT5シリーズはオンエア放送をリアルタイムに転送する「放送転送」もサポートしている。
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