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オンキヨー、AVアンプの新エントリーライン「TX-NR616/TX-NR515」を発表MHLやInstaPrevueにも対応

» 2012年03月06日 15時33分 公開
[ITmedia]
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 オンキヨーは3月6日、AVアンプの新製品として、「TX-NR616/TX-NR515」の2機種を発表した。ネットワーク関連機能やHDMIまわりを強化したエントリーライン。3月中旬から順次発売する予定だ。価格は「TX-NR616」が8万4000円、「TX-NR515」は7万1400円。

上位機の「TX-NR616」はブラックとシルバーの2色展開で、TX-NR515はブラックのみ。基本デザインは同一だ

型番 概要 価格 発売日
TX-NR616 7.1ch対応AVレシーバー 8万4000円 3月末
TX-NR515 7.1ch対応AVレシーバー 7万1400円 3月中旬

 TX-NR616は、各チャンネル190ワットの実用最大出力を持つ「THX Select2 Plus」準拠の7.1ch AVアンプ。ドルビープロロジックII zやAudyssey DSXの7.1ch再生にも対応し、上下方向に広がるサラウンド音場を楽しめる。同社の特許技術回路「VLSC」や3段インバーテッドダーリントン回路、グランド電位安定化技術などを上位モデルから継承し、スピーカードライブ能力を高めた。

同時発表のホームシアター向けスピーカー「D-309シリーズ」との組み合わせ(左)

 ネットワーク関連の機能では、同一ネットワーク内にあるPCやNASに保存した音楽の再生では96kHz/24ビットまでサポート(DLNA、Windows 7対応)。「radiko.jp」や「MP3tunes」「vTuner」「AUPEO!」といったサイトのコンテンツ再生も可能で、多彩な音声ソースを楽しめる。もちろん、iPod touch/iPhoneやAndroidスマートフォンがAVレシーバーのリモコンになる専用アプリ「OnkyoRemote」をサポート。40局プリセット対応のFM/AMチューナーも搭載している。

 映像入力は、コンポーネント1系統およびコンポジット5系統。HDMI出力は2系統とし、同時出力にも対応する。またプレビュー画面でほかのHDMI機器からの映像を表示できるInstaPrevueをサポート。さらに前面のHDMI入力は、スマートフォンの写真や動画をテレビ画面に映し出せるMHLに対応するなどインタフェース面の充実を図った。内蔵のビデオアップスケーリング機能は4K対応だ。

 外形寸法は、435(幅)×173.5(高さ)×328(奥行き)ミリ。重量は11キログラム。プリプログラム対応リモコンが付属する。

 一方の「TX--NR515」は、実用最大出力で各チャンネル160ワットの出力を持つ7.1ch対応のAVアンプ。VLSCや3段インバーテッドダーリントン回路は搭載していないものの、独自のワイドレンジアンプ技術「WRAT」(Wide Range Amplifier Technology)を採用。96kHz/24ビットまで対応するネットワーク音楽再生(DLNA/Windows 7)機能や「radiko.jp」など楽曲サイトへの接続機能、4K対応ビデオアップスケーリング、HDMIの2系統出力といった特長は上位モデルと同じだ。

 外形寸法は、435(幅)×173.5(高さ)×328(奥行き)ミリ。重量は9.2キログラム。プリプログラム対応リモコンが付属する。

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