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» 2012年04月18日 15時28分 UPDATE

BIG&Smart:シャープ、80V型を含む“”AQUOSクアトロン”「Gシリーズ」を発表 (1/2)

シャープは、「BIG&Smart」がコンセプトの“”AQUOSクアトロン”「Gシリーズ」を6月に発売する。クアトロンパネルの駆動方式や映像エンジンが進化。新しいスマートフォン向けアプリも提供する。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 シャープは4月18日、“AQUOSクアトロン”の新製品として、80V型を含む6サイズの「Gシリーズ」を発表した。国内で流通している液晶テレビとしては最大のサイズとなり、幅は1.862メートルと「両手を広げたような大きさ」だ。6月10日から順次発売する。

ts_aqg01.jpgts_aqg02.jpg “AQUOSクアトロン”「Gシリーズ」は40V型から80V型までの6サイズ

型番 LC-80GL7 LC-70GL7 LC-60G7 LC-52G7 LC-46G7 LC-40G7
画面サイズ 80V型 70V型 60V型 52V型 46V型 40V型
バックライト 直下型LED エッジ型LED
チューナー 地上デジタル×3、BS/CS110度×2
録画機能 USB外付けHDD録画対応(2番組同時録画、1番組視聴)
入力端子 HDMI×4、D5、コンポジット、アナログRGB、USB×3、LANなど
実売想定価格 95万円前後 65万円前後 35万円前後 28万円前後 23万円前後 16万円前後
発売時期 6月20日 6月10日

 シャープによると、新製品のコンセプトは「BIG&Smart」。同社の調査によると、2011年度は60V型以上の大画面テレビ構成比が前年の約8倍に伸張しており、さらに大画面志向が強まる傾向にあるという。また、同社が力を入れているネット対応のAQUOSは累計出荷台数で1000万台を超えた。Gシリーズでは、さらに「身近なスマート」を目指して機能を追加。「こんな番組やこんな情報があったんだという気づきを生む」(同社)という。

ts_aqg03.jpgts_aqg04.jpgts_aqg05.jpg 新製品のコンセプト

 4色(RGB+Y)のクアトロンパネル自体は従来機と同じだが、829万におよぶサブピクセルを生かすために新しい駆動システムを導入した。従来機にもサブピクセルを利用して輪郭のジャギーを抑える機能はあったが、今回はこれに色の処理を加えてディティールの表現力を高めたという。「例えば、黄色はRとBで作られるが、シーンによってそのバランスを変え、映像のディティールが表現できるようになった。映像検出も(パラメータの)種類と数を増やし、精度が向上した」(同社)。

ts_aqg06.jpgts_aqg07.jpgts_aqg08.jpg 高画質化技術の概要

ts_aqg031.jpgts_aqg032.jpg 実際の映像比較。右側は従来のクアトロンだが、色が若干濃くなり、衣服のしわなど細かい部分の質感が向上している

 映像検出を行う処理エンジンには、従来の2倍の処理能力を持つデュアルコアプロセッサを採用し、映像処理の遅延量を約半分にした。また「240フレッドスピード」と名付けられた8倍速相当の動画表示も新しい。これは、倍速技術で120コマ/秒とした映像を繰り返し液晶パネルに表示しながら、LEDバックライトスキャンを組み合わせて動画応答性を高める機能だ。もちろんフレームシーケンシャル方式の3D表示にも対応している。

 デジタルチューナーは、地上デジタル3基とBS/CSデジタル2基。USB外付けHDDへの録画は、4台同時接続まで対応しており、地上デジタル放送なら2番組を同時録画しながら1番組を視聴できる。さらに最大8倍の長時間録画モードや、録画した番組のネットワークダビングにも対応する。

ts_aqg033.jpgts_aqg034.jpg 付属のリモコン。レコーダーとしての利用頻度が上がることを想定し、再生系のボタンをカバーの外に出した(左)。録画予約一覧(右)

 一方、世界的な狭額化の流れを受けてスピーカーは画面下の2つのみとなったが、代わりにヤマハのLSI「新・AudioEngine」を搭載した。周波数特性と位相の乱れをトータルに補正する「Helios」(ヘリオス)技術を用い、クリアな音質と自然な定位を実現するという。さらに反響する仮想音を組み合わせる倍音合成技術「HeX」(エイチエックス)で低音感を拡張する。

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