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» 2012年06月12日 17時41分 UPDATE

スマホは2つめの画面:日テレ、“ネットの盛り上がり”で番組を探すアプリ「wiz tv」

日本テレビ放送網は、スマートフォン向けのセカンドスクリーンアプリ「wiz tv」の無料配信を開始した。ソーシャルメディア上の盛り上がりを分析し、面白い番組と出会うためのツールだ。

[ITmedia]
ts_wiztv05.jpg 「wiz tv」

 日本テレビ放送網は6月12日、スマートフォン向けのセカンドスクリーンアプリ「wiz tv」を発表した。ソーシャルメディア上の盛り上がりを分析し、面白い番組と出会うためのツール。話題になっている番組はもちろん、盛り上がっている理由まで分かるという。「App Store」と「Google Play」で無償ダウンロードが可能だ。

 wiz tvの主な機能は4つ。まず、「盛り上がりグラフ」画面では、各テレビ局に対するTwitterのコメント(ツイート)やリツイートの数、wiz tv内での「いいね!」などを加味した独自指標「wiz指数」でグラフ化。日ごとの盛り上がりトップ(Daily Top)なども合わせ、ネットで話題になっている放送局が一目で分かるようにした(現在は在京キー局のみが対象)。「wiz指数のアルゴリズムは適宜見直し、本当に面白い番組、ネットで盛り上がっている番組を表す指標になることを目標に改良していく」(同社)。

 「タイムライン」では、番組に関するTwitterのコメントが表示される。各コメントには「いいね!」ボタンがあり、コメントに同意したユーザーに押してもらう仕組み。「いいね!」やリツイートが多いコメントは、「注目のコメント」として抽出され、注目コメントだけをチェックすることも可能。その番組が注目されている理由が分かる。もちろん、wiz tvからツイートすることも可能で、その場合は自動的にハッシュタグが付加される仕組みだ。

ts_wiztv01.jpgts_wiztv02.jpg 「盛り上がりグラフ」(左)と「タイムライン」(右)の画面イメージ

 「番組情報」は、テレビ番組の出演者や番組内で紹介されたお店などの詳細情報が表示される画面。内容は番組の進行に合わせて随時追加されるため、メモを取る必要もない。

 また、今後追加する予定の機能として、「音声認識・同期機能」がある。こちらは、スマートフォンなどのマイクでテレビの音声を拾い、現在視聴している番組が分かるというもの。スマートフォンやタブレットを操作しなくても番組に対するコメントや関連情報を見ることができる、新しいユーザーインタフェースを提案するという。

 将来的には、音声認識機能を利用した人が“確実にテレビを見ている”状況にあることを活用し、関連コンテンツの配信や広告の提供、VoDや通販といったビジネスとの連携も図る方針。なお、音声認識機能はNTTデータの技術協力によるもので、6月13日から幕張メッセで開催される「IMC TOKYO2012」(Interop Media Convergence)でデモンストレーションが行われる予定だという。

ts_wiztv03.jpg サービスイメージ

 日本テレビが3月に発表した「JoiNTV」は、既存のデジタルテレビでソーシャルメディアを楽しむチャレンジだったが、今回はスマートフォンを“セカンドスクリーン”(2つめの画面)として活用するアプローチとなった。同社は、「スマートフォンの爆発的な普及を背景に、テレビと手元のスマートフォン・タブレットを同時に楽しむテレビ視聴スタイル、いわゆる“セカンドスクリーン”が注目されている」と指摘。wiz tvを“ネットの盛り上がりからテレビのリアルタイム視聴へ誘引するツール”と位置づけている。

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