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いつでもどこでもエアホッケーが楽しめる「ノコノコエアホッケー」橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)

» 2012年10月09日 16時06分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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滑り具合はいいがモーター音の大きさが難点

 電源スイッチは電池ケースの横にある。スイッチを入れるとモーター音が鳴り、電池ケースの周りのスリットから空気が吹き出してくる。

スーパーマリオのシールをはってみる。「もう少しうまくはってください」と担当編集からツッコミが入ったけど気にしない

 そのままテーブルなどの平たい面の上に置くと浮き上がる。スイッチを入れた状態では静止することなく常に移動し続けるので、テーブルなどから落とさないように注意が必要だ。

スライダーの底面にはフェルトがはってある

 この状態で2人がスライダーを手に持ち、打ち合うことでエアホッケーを楽しめる。打ち合いの感触はけっこう気持ちいいが、甲羅の側面に貼ってあるクッション材のおかげで、ゲームセンターのエアホッケーのような乾いた打撃音は聞こえず、この点がちょっと不満。ただ、パックの滑り具合や打った感じの反発の仕方などはかなりバランスが良く、値段を考えれば納得はできるだろう。

「ノコノコエアホッケー」お一人さまプレイの様子

 気になったのはモーター音が少々うるさいこと。電池を内蔵した本体を浮き上がらせるわけだからある程度のパワーは必要かもしれないが、正直ちょっと耳障りだ。スリットから空気を取り込む必要があるので、テープなどでふさいで消音するわけにもいかず、これは我慢するしかない。

段ボールなどでガードを自作する必要あり

 モーター音がうるさいこと以外はなかなかよくできているし、価格の安さも魅力的だ。ただし、ふつうのテーブルでは側面にガードがないので、パックがすぐに落下してしまう点には注意しよう。

 ゲームセンターのような対戦をやろうと思ったら、ガードを自作するしかない。まあパックが軽いので段ボールなどで十分だと思うが、テーブルが大きいと四方に段ボールを切り貼りするのはちょっと大変かもしれない。

 プレイ台さえきちんとしたものが用意できれば、この製品は実に楽しい。子どもをターゲットにした製品ではあるが、大人でもきっと楽しめるはずだ。するどい腕の振りでスライダーを操り、甲羅をゴールに入れればストレス解消まちがいなし。パーティーや飲み会など大勢集まったときの遊び道具にも最適だと思う。

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