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これも“お掃除ロボット”です、モップが転がる「MOCORO」橘十徳の「自腹ですがなにか?」(2/2 ページ)

» 2013年02月20日 13時24分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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スイッチ長押しで運転スタート

 操作方法は、スイッチを0.5秒以上長押しするとスタート。「ピロピロ」という音とともに運転音が聞こえるので、そのままフローリングに転がせば動き出す。球体は上下左右斜めと、ストップ&ゴーを繰り返しながらさまざまな方向へと転がっていく。進む方向にはとくに規則性は感じられず、ランダムに動いている感じだ。


 説明書には階段や玄関など段差のある場所では使用しないように注意書きがあるが、障害物に当たると止まって別の方向に動くので、本体が落下しないように柵や壁などを設置すれば段差のある場所でも利用できるだろう。この場合、柵や壁の高さは5センチ以上と記載されている。

動作中のイメージ画像

 動作中はネコの鳴き声にも似た独特のサウンドが鳴り響き、まるで生き物のように思えるが、この運転時のサウンドは操作スイッチを0.5秒以内に2回押すと鳴らないようにセットできる。ただしサウンドを切ってもモーター音がけっこううるさい。

 スタート後、約15分経過すると内蔵タイマーにより自動的に動作が停止する。また、動作中に操作スイッチを長押しすることで手動で停止させることも可能だ。電池容量が少なくなると動作が停止し、同じサウンドが3回連続で鳴って知らせるようになっている。

モップカバーのスペアも用意

付属のお手入れ用ブラシ

 使用後にモップカバーの表面を触ってみると、しっかりとホコリが付いていた。床を見るとまだ掃除しきれていない部分もあり、完璧とは言えないが、それなりに仕事はしてくれたようだ。

 モップカバーが汚れた場合は、付属の手入れブラシでホコリを取り除く。洗う場合は中性洗剤を入れたぬるま湯で洗い、水道水ですすぐ。洗濯機は使用しないように注意書きが記載されているので注意が必要だ。乾かすときには強くしぼらず、日陰干しでよく乾かしてから使用する。

 ちなみにモップカバーにはスペアが用意されているので、破れた場合や汚れがひどくなった場合は新品に交換できる。スペアの価格はAmazon.co.jpで税・送料込み580円。本体の値段を考えれば、まあ良心的といえる価格ではないだろうか。最初に買ったものと違う色のカバーにすれば気分転換にもなるだろう。


 独特のサウンドを発しながら転げまわるMOCOROの姿はユーモラスで、見ていると癒される。カーペットで使用できないので用途は限定されるが、フローリング中心の住まいで生活する人には面白グッズとしておすすめだ。

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