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野菜をもっと食べたい人に、タニタのデジタルクッキングスケール「KD-199」で摂取量を視覚化橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)

» 2013年08月20日 00時05分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 使用地域と野菜摂取量を設定したら準備完了。この状態で軽量皿に野菜を載せると、ディスプレイに計量値と達成度マークが表示される。KD-199には複数回にわたって計量した値を合計する機能が搭載されており、最初の野菜を乗せた状態で「+」ボタンを押し、別の野菜を載せると、2回の測定値を合計した値が表示される。新しく合計を始める場合は、合計クリアボタンを3秒長押ししてディスプレイの値を0.0グラムにする。

電源を入れた状態(左)。野菜を載せる(中)。この状態で「+」ボタンを押す(右)

次の野菜を載せる(左)。最初に測った野菜との合計値が示される(右)

 このほか、容器の重さを差し引いて計量する「追加計量」機能も搭載する。この場合、最初に容器の重さを測定してから「入/0」ボタンを押し、ディスプレイの表示が0.0グラムになってから計量したいものを載せると、容器を含まない重さが表示される。ボタン名が分かりやすいので使いこなすのは簡単だ。

達成度の視覚化によっていつのまにか野菜摂取量が増加

 実際に筆者の自分の家族人数を設定して使ってみた。サラダや温野菜、野菜スープを作る前など、野菜を調理する前にはとにかくKD-199を使って測定することを心がけてみたが、使ってみると野菜の摂取量がかなり増えたのが実感できる。

目標値まであとどれくらいかを表示してくれる(左)。達成すると「達成度マーク」が賑やかになる(右)

 例えばカレーや味噌汁を作る前にも、KD-199で計量すると「あと○g」と目標値までどれくらい足りないかが示されるので「おっ、あとニンジン2本くらいで目標達成か」と、必要な分だけ野菜を足せる。否が応でも「野菜を摂らねば」と意識せざるを得なくなるわけだ。

 なお、目標達成を数回繰り返すと、電源ONの際にウインク表示でお祝いする仕掛けも用意されていて面白い。健康のため、野菜を多めに摂ろうと思ってる人にはぜひおすすめしたい。もちろん野菜以外の計量も可能なので、クッキングスケールを買い替えるにあたって、なにか面白い機能を搭載した製品を探している人も要注目。この製品を上手に活用して、しっかり野菜を食べたいと思う。

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