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未発表の製品も大量展示、「オーディオ&ホームシアター展2013」開幕ハイレゾ関係から薄型サウンドバーまで(2/2 ページ)

» 2013年10月18日 21時04分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]
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サウンドバーに新しい潮流

 ハーマンインターナショナルのブースは参考展示が豊富だ。JBLのスピーカーをデザインモチーフにした「Synchros」(シンクロス)シリーズのオーバーヘッドタイプ3機種をはじめ、ポータブルBluetoothスピーカー「JBL FLIP」の2世代目となる「JBL FLIP 2」、ユーロスタイルデザインのおしゃれなオンイヤー型ヘッドフォン「harman/kardon SOHO」、Macユーザーに人気の「SOUNDSTICK」をほうふつとさせる“トランスルーセント”なワイヤレススピーカー「harman/kardon NOVA」など。これらは9月の「IFA 2013」など海外のイベントでお披露目されており、年内の発売を目指しているものがほとんどだ。

「Synchros」(シンクロス)シリーズのヘッドフォン3機種(左)、Bluetoothスピーカー「JBL FLIP 2」(中)、コンパクトな四角いハウジングを持つ「harman/kardon SOHO」(右)

“トランスルーセント”なワイヤレススピーカー「harman/kardon NOVA」も参考展示。Bluetoothのほか、光デジタル、アナログ入力を装備。テレビやPCディスプレイの横が似合いそう。ブラックとホワイトがある

 中でも目を引くのは、“薄型サウンドバー”といえそうな「harman/kardon SABRE(セイバー)SB35」。本体の奥行きはわずか32ミリ。一部にアルミを用いてスタイリッシュな仕上がりだ。前面に8つのスピーカーユニットを並べ、Bluetooth接続のワイヤレスサブウーファーで低域を補強。ちなみにサブウーファーも薄型で、縦置き/横置きの両方に対応する。

奥行き32ミリの薄型サウンドバー「harman/kardon SABRE(セイバー)SB35」。展示機は、今朝、日本に届いたばかりだという

Bluetooth接続のワイヤレスサブウーファーも薄い(左、中)。リモコンも薄い(右)

 サウンドバー関連では、もう1つユニークな製品を見つけた。パイオニアブースで参考展示していた「SBX-N700」は、Wi-FiやBluetoothを標準搭載し、MiracastやDLNAをサポートする“ネットワーク対応サウンドバー”だ。

 デモンストレーションでは、スマホ向け動画配信サービスの画面をMiracastでテレビに映し出していた。「テレビが旧型でも、このサウンドバーを追加すればスマートテレビに早変わりする」という。発売時期や価格帯は未定だが、サウンドバーの高機能化で一歩先にいく製品といえそうだ。

Miracast対応のパイオニア「SBX-N700」

ワイヤレスサブウーファーが付属(左)。DLNAのロゴも入っていた(右)


 「オーディオ&ホームシアター展2013」の会期は10月20日(日)まで。開場時間は10時から19時(最終日は17時まで)となっている。入場は無料。

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