コンセントの差込口は本体側面に付いている。横に差す形となるので、大きめのACアダプターを挿す場合は壁に干渉することもある。その場合は延長ケーブルなどを使えばいい。
計測する電気製品のプラグを本体のコンセントに差した上で、ワットモニターのプラグをコンセントに差し込む。そのまま接続した機器の電源を入れれば計測が開始される。また、電源OFFの状態でも待機電力を計測できる。
デフォルトで表示されるのは、接続した電気製品が現在消費している「瞬時電力量」(WまたはkWで表示)と、接続した電気製品が消費した電力の積算値を表示する「積算電力量」(kWhで表示)で、表示切替ボタンを押すたびに切り替わる。
このほか、「電気料金(1時間あたり)」(瞬時電力量をもとに計算した電気料金の目安)および「積算電気料金」(積算電力量をもとに計算した電気料金の合計)の組み合わせと、「使用時間」および「CO2排出量」(積算電力量をもとに計算したCO2排出量)との組み合わせに切り替えられる。
実際にさまざまな機器を計測してみたが、電力量や電気料金を問題なく確認できた。3Dプリンタを計測すると、消費電力が結構こまめに増減しているのが分かって面白い。エアコンなどに接続して表示を電気料金モードにしておけば、家族に節電を意識させる効果もあるだろう。
上述したようにコンセントが側面にあるため、ACアダプターの場合は見た目が悪いが、普通のコンセントプラグをさす分にはスマートで、見た目も違和感はない。ワットチェッカーなどに比べて軽量・コンパクトで、ディスプレイの表示も見やすいので、高齢の方でも使いやすいと思う。暑い日が続く今日この頃、エアコンなどの電気料金が気になる人にもおすすめだ。
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